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UPDATE|2024/03/29

タレント活動開始、元ファイターズガール讃岐花笑を直撃「きつねダンスで人生が大きく変わった」

讃岐花笑



「最初に球場で踊ったとき、まだきつねの耳とかしっぽをつけてない状態だったのもあって、『なんだこのダンス!?』みたいな感じで、球場がざわついていたのを覚えています。拍手とかじゃなくて、本当にざわざわしてたんですよ(笑)。私はバリバリ踊りたい系だったから、最初はなかなか振り付けも覚えられなかったし、恥ずかしい気持ちもありました。でも、パ・リーグTVさんやメディアの方がうまく取り上げてくださって、ほかの球団の選手も踊ってくれて。スタンドでも一緒に踊ってくださる方が増えていって、気付いたらすごく楽しくて大好きになっていました」

きつねダンスを引っ提げ、『ミュージックステーション』をはじめ、歌番組にも多数出演。讃岐は、『第73回NHK紅白歌合戦』でのステージが一番印象深かったと振り返る。

「自分の人生に『紅白歌合戦』に出る、なんてことが起こるとは思ってなかったので、本当にびっくりでした。私、その前に出演した『ミュージックステーション』で振り付けを間違えてしまったんですね。だから、紅白では絶対に間違えられないという緊張もあったし、何より周りはテレビで見るような有名人だらけ! 山内惠介さんの曲で出させていただいたんですけど、山内さんは『どさんこワイド』という北海道のローカル番組に出演している方だし、一緒に踊ってくださった乃木坂46さんはアイドル好きの私にとっては憧れの存在だし。乃木坂46さんの付けているしっぽを持つ振り付けがあったんですけど、ものすごく恐れ多いというかドキドキしました(笑)」

「きつねダンスのブレイクで人生が大きく変わった」という讃岐。きつねダンスがなかったら、卒業後の進路は全く別物になっていたという。

「実は、ファイターズガールに合格した高校3年生のとき、すでに美容の専門学校に進路が決まっていたんです。学校に通いながらファイターズガールをやることはできますが、試合になかなか出ることができなかったり活動に制限がかかってしまうため進学をやめました。それもあって、卒業後は改めて美容に関することをやりたいなって思っていたんです。きつねダンスのブレイクで、いろんなメディアに出させていただいて、人前で喋ることも好きになったし、MCも楽しいと思えるようになって、タレントとして活動してみたいと思うようになりました」

今年1月からは、「ココノススキノ」1階にOPENした【全国初共創型オープンラジオスタジオ“MID.α STUDIO”】で週に一度オンエアされる冠番組「かえのひとりごと」もスタート。培ったトーク力を発揮している。

「初回放送のときは、もう紅白のときより緊張しているんじゃないかと思うくらい(笑)。お腹も痛くなって大変だったんですけど、ファイターズガール時代に私を知ってくださった方が見に来てくれたりして、なんとかやり遂げた!という感じでした。最近はゲストの方が来てくださったりするので、徐々に慣れてきて。自分の素が出せるようになって、楽しくなってきました。でも、やっぱりまだまだなので、反省会でちょっとだけ病むときもあります(笑)。今後は、美容好きを活かしてコスメの新商品を紹介するとか、新しいコーナーも作っていきたいです」

さらに、同じ元ファイターズガールの大西真帆、山口伶奈とYouTubeチャンネル「にゅーさんにん」を開設。興味があるという美容系動画が中心かと思いきや、バッティングセンターに行ったり、喧嘩ドッキリをやってみたりとバラティー色の強い動画が多い。


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