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UPDATE|2024/03/01

マッチングアプリ水着広告でブレイク・上田操、1st写真集は「前より理想の体型に近づいた」

上田操 撮影/田中健児

2018年にマッチングアプリの広告モデルを務めて一躍注目を浴び、グラビア界に進出した俳優の上田操。その後も舞台やドラマを中心に活躍する一方で、学生時代から夢だった声優業にも進出、2月9日にはファースト写真集『ふたりだけ』(双葉社)も発売した。フリーランスでありながら、着実にフィールドを広げている彼女の軌跡を追う。

【写真】1st写真集を発売したばかりの上田操の撮りおろしカット【10点】

マッチングアプリの広告モデルを務めたのをきっかけに、SNSのフォロワーが飛躍的に増えたという。

「それまでは1300人前後だったんですけど、広告がリリースされてから3ヶ月くらいで7万人くらいまで増えました。広告で水着になっていたのもあり、グラビア誌からお声がけいただくようになって、2019年に『週刊プレイボーイ』でグラビアデビュー。その後も定期的にグラビア雑誌に出させていただくようになりました。

『週プレ』に出たことでさらにフォロワーさんが増え、マッチングアプリの広告も回るようになったので相乗効果もすごかったですね」

中学生の頃から『週刊少年ジャンプ』を愛読し、マンガ家を志したこともある上田にとって、仕事で集英社と関わるのは感慨深かった。

「『週プレ』の編集者の方からご連絡をいただいて、集英社まで打ち合わせに行ったとき、途中の階に『週刊少年ジャンプ』の編集部があるのが本当にうれしくて……。大学受験に失敗したら、マンガを学べる専門学校に通うという選択肢も考えていたので、水着のお仕事で集英社にお伺いするとは夢にも思っていなかったです」

2019年に舞台「ナイトクラビング」では主人公を務め、「25歳までに主人公かヒロインを演じる」という目標も実現。2020年になると、コロナ禍の影響で活動の場も制限されたが、それでもモチベーションは落ちることなく、前を見続けた。

「私の中では事務所が解散したときが一番辛い時期でした。ほとんどの人が私のことを知らないし、どう自分を売り込んでいいのか、SNSに何を書けばいいのか、どうお仕事を取ったらいいのかも分からず、お先真っ暗の状態。そんな中でマッチングアプリの広告モデルをきっかけに、舞台やグラビアのお仕事が入って、25歳までにと決めていた主人公を務めるなど、次々と夢が叶う中でフォロワー数も増えて。

コロナ禍になったけど、SNSを通じて励ましてくれる声も多かったので、一人じゃないなという気持ちになれたんです。確かに仕事は減って、今後芸能の仕事はどうなるんだろうという不安もあったんですけど、フリーになった直後よりも仕事が減ることは絶対にないし、昔よりは私のことを認知してくれている人も増えているから、何とかなるだろうとポジティブな気持ちでした。

むしろせっかくのステイホームだから、自分なりの目標を立てて、ボディメイクやSNSに力を入れることにしました。おかげもあってか、コロナ禍が落ち着いたタイミングで、すぐに舞台のお話をいただいたので、焦りはなかったです」

AUTHOR

猪口 貴裕

CREDIT

撮影/田中健児


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