名探偵津田の第2弾では、新機軸としてラブ要素も加味された。理沙は津田に「私、気づいたんですけど、津田さんが好きです。不倫でもいい。2人だけの秘密にしますから」と熱い想いを吐露。背後から津田に抱きついたうえ、瞳を閉じながらキスを迫る。この迫真の演技で胸キュン状態に陥った視聴者も多かったことだろう。
だが冷静に考えれば、かなりリスキーな演出でもある。番組では「意気地のない津田」を笑う構成になっていたが、本人に台本が渡されていない以上、リアルにキスする恐れもあったからだ。
「精神的に追い詰められる中、景色のいい丘に登ったことでロマンティックな気分に変わる……そういうことも実際にあるかと思うんです。だから、あそこは自然な演技を心掛けました。もし仮に津田さんからキスされたとしても、話としては何ひとつ変わらなかったはずですよ。
とにかく私の任務はミステリーを進めていくことなので、『それはそれ、これはこれ』という感じで本筋に戻すことしか頭になかったです」
かくして番組出演によって、大きなチャンスをモノにしつつある森山。今後の進むべき道については「女優業に軸足を置きつつも、いろんなことをやってみたい」と目を輝かせる。特技はトランプマジックと野球モノマネ。
マジックは英語や韓国語を駆使して披露することも可能で、野球モノマネはオーディションのときに披露すると男性スタッフのウケがいいらしい。十八番は野茂英雄。もちろん球場での始球式も、タレントとしては大きな夢のひとつだ。
「子役時代も含めて、映画に出たことがないんですよ。だから来年はスクリーン・デビューしてみたいです。それから話すことも好きなので、MCやバラエティに挑戦したい気持ちもあります。
名探偵津田では本当にたくさんの反響をいただきました。勉強になったこともすごく多かったです。ぶっきらぼうに見える津田さんですが、現場では優しく気遣ってくださったこともいい思い出(笑)。2024年は、ここから大きくステップアップしていきたいです!」
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