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UPDATE|2024/01/22

『まどマギ』3年半、『ガンダムSEED』18年越し…"幻の企画"になりかけた2024年公開アニメ映画

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』ティザービジュアル第1弾



2024年1月26日に公開を控えている『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』も、多くのファンが待望していたアニメ映画だ。こちらはなんと制作発表からおよそ18年越しの公開となる。

同作は2002年からTVシリーズが始まり、“21世紀のファーストガンダム”と呼ばれるほどの人気作に。2018年放送の『発表!全ガンダム大投票』(NHK BSプレミアム)では『機動戦士ガンダム』『機動戦士Zガンダム』に次いで、作品部門3位にランクインしていた。また男性のみならず、女性ファンを多く獲得したガンダム作品としても知られている。

今回公開される劇場版は、そんなTVシリーズの続編となるのだが、ここに至るまでにはさまざまな紆余曲折があった。というのも2006年に制作が発表されたものの、脚本を担当した両澤千晶氏の訃報などが重なり、その後続報が途絶えていたからだ。事実上の制作中止と受け止めていたファンも多いのではないだろうか。

しかし2021年5月に始動したプロジェクト「GUNDAM SEED PROJECT ignited」にて、福田己津央監督のもと劇場版が鋭意制作中であることが発覚。そして2023年7月、TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2』(TBS系)の最終回に合わせる形で、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の公開日が告知された。もはや無事に公開されるだけでも、当時のファンにとっては感慨深いだろう。

また2月16日には、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の劇場版が控えている。同作の原作は『週刊少年ジャンプ』で連載されていたバレーボールマンガで、2020年に放送されたTVシリーズ第4期『ハイキュー!! TO THE TOP』の続編となる。

劇場版は全2部作にわたって展開されるようで、まず1作目では原作屈指の人気を誇る烏野高校VS音駒高校の戦い、通称「ゴミ捨て場の決戦」が描かれる予定。アニメーション制作はProduction I.Gが担当し、TVアニメ1期から3期を手掛けた満仲勧が監督を務める。

さらに主題歌は、これまで3度にわたって『ハイキュー!!』の主題歌を手がけてきたロックバンド“SPYAIR”が担当。人気エピソードの映像化に加え、思い入れの深いアーティストの起用ということで、ファンの喜びもひとしおのようだ。

他にも2024年公開の映画としては、『僕とロボコ』や劇場総集編『ぼっち・ざ・ろっく!』などのタイトルが名を連ねている。今年はアニメファンにとって、大忙しの1年になるかもしれない。

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