FOLLOW US

UPDATE|2023/12/23

プロレス界随一の“鉄オタ”、アプガ(プロレス)らく「新幹線プロレスには本当に出たかった」

アップアップガールズ(プロレス)らく



リングで歌を披露する際の自己紹介でも「今日、気になる電車」を発表するという筋金入りの鉄オタなのだが、そののんびりとしたムードは「なんでこの子が女子プロレスラーに⁈」とびっくりしてしまう代表格だ。

そもそもプロレスにはまったく興味はなかった。

小さいころからアイドルに憧れて、アイドルになるためのチャンスを掴むためにアップアップガールズ(プロレス)のオーディションを受けた。

「こんなにちゃんとプロレスをやるとは思っていなかったんですよ。アイドルがスポーツに挑戦してみました、ぐらいのものかと思っていたら、基礎からしっかりトレーニングさせられて。スポーツの経験がほとんどなかったので、最初はなんにもできなくて辛かった。いや、いちばん最初はわけもわからずにやっていたからまだいいんですけど、やっていくうちにできないことがハッキリわかってきて、だんだん辛くなっていくんですよね」

プロレスラーとしてデビューしてからも、他のメンバーの後塵を拝することが多く、なかなか勝ち星にも恵まれなかった。そんな中でらくは独自の価値観で、彼女にしかできないスタイルを確立していく。ひとことでいえば「勝ち負けを超えた存在」。アイドルとプロレスの融合、という意味においては、そういう立ち位置も全然アリ、だと思う。むしろ他のメンバーである渡辺未詩や乃蒼ヒカリがプロレスラーとして進化しすぎてしまったのだ、と。

そんならくがアイドルとしてステージに立つ。

23日(土)に開催されるアップアップガールズ(プロレス)の単独ライブ。いままではプロレスの試合とのパッケージだったりしたのだが、今回はアイドルに特化したステージになる。アイドルになりたかったらくにとっては、夢の舞台でもある。

AUTHOR

小島 和宏


RECOMMENDED おすすめの記事