FOLLOW US

UPDATE|2023/11/07

糖尿病治療薬が“痩せ薬”として使われる現状に日本医師会が警鈴「必要な人に薬が行き渡らない」

(C)AbemaTV,Inc.

『ABEMA的ニュースショー』が毎週日曜正午より、「ABEMA NEWSチャンネル」にて生放送されている。5日の放送では、日本医師会が「糖尿病治療薬が“痩せ薬”として不適切に使われている実態を非常に憂いている。ダイエット目的で使うことは控えて欲しい」と呼びかけたことを紹介した。

【写真】医療用医薬品とダイエットの関係性について語るでか美ちゃん、ほか番組カット【4点】

糖尿病治療薬・GLP-1受容体作動薬は「食欲を抑える薬」としてSNSで話題となり、自由診療で処方する一部美容クリニックを受診する人が増えたことから、品薄状態に。この現状を受けて、糖尿病専門医は「糖尿病の治療が必要な人に薬が行き渡らないことになると、患者の病状が悪化することに繋がる」と警鐘を鳴らした。

タレントのでか美ちゃんは「『便利で簡単に痩せられる方法』として、この治療薬をSNSで見たことがある。実際に使った人の体験談も一時期よく見かけた。本来はきちんと考えて服用しないといけない薬なのに、“誰でも始められるダイエット方法”として紹介されていたことに恐怖を覚えた」とコメント。

この話を受けて、番組MCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアは「カジュアルな感じで発信されていたってことですか…」と唖然。さらに、でか美ちゃんは「『痩せていなきゃいけない』という世の中にならなければいいと願う。いろんな美しさがありますから」と語りかけた。

また、この話題にちなみ、「最近身の回りで不足しているモノ」についてトークを展開。複数の出演者から「新幹線の座席が取りづらくなった」と声が上がると、千原ジュニアは「新幹線と言えば、東海道新幹線で車内販売が終了した。これまでは『必要なものがあったら、車内販売で買えばええわ』と思っていたけど、それができなくなってなんだか怖いねん」とポツリ。

続けて、「品川駅構内のコンビニが大行列になっている様子を見て、つられてハイボール缶を3本も買ってしまった。名古屋まで行く間ではそんな量を飲まへんねんで?その時に、『俺って愚かやなぁ~』って思った」と自省し、笑いを誘った。

【あわせて読む】“女芸人”呼びはNG? 千原ジュニアが悩みを告白「話のテンポとして言ってしまいたい時もある」

RECOMMENDED おすすめの記事