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UPDATE|2023/10/25

いぎなり東北産、地元初開催のFCイベントは前代未聞の全編着ぐるみ

(C)Yosuke TSUJI


続いて、メンバーは、着ぐるみだからこそ企画された『いぎなり!ダンシングいす取りゲーム』にチャレンジ。これは、いぎなり東北産の曲に合わせて動物たちのコミカルなダンスと、着ぐるみのボディーにクッションが入っているからこその若干のラフプレーも許容されたイス取りゲームをかけ合わせたもの。

ゲームがスタートすると、生き残りをかけて押した押されたのパワープレイの連続で、ステージに倒れ込んだり被り物の頭や靴が外れるメンバーが続出。ひよこ姿の北美梨寧がシロクマの吉瀬真珠に食物連鎖の下剋上をはたして優勝を飾る一方、桜ひなのがしれっと空気イスで観客やスタッフの目を欺こうとするなど、愛しさと激しさと力強さに面白さが共存するという混沌がステージを支配した。

来場したFC会員からの事前アンケートを紹介する「アンケート!トーク」では、別アイドル目的で『TIF2023』に行って、たまたま観てファンになった女性や、最初、いぎなり東北産はスタプラの“飛び道具”だと思っていたが、今や四次元ポケットから出てくる“ひみつ道具”みたいな魅力的な存在だという男性のエピソードが本人たちの口より語られた。

また、「アイドルフェス以外のフェスにも出てほしい。絶対刺さると思う」という愛のあるダメ出しや、メンバーに言いたいことは「みんな体に気をつけて頑張って」だという石川県のママからのメッセージといった、いぎなり東北産に寄せられた多種多様な意見が披露された。

本イベントの最後のコーナーはミニライブ。着ぐるみを着てステージに立つアイドルもなかなかいないが、着ぐるみのままライブパフォーマンスするアイドルだなんて前代未聞。動物たちが「わざとあざとエキスパート」を歌い踊ると、誰もが楽しそうにカメラやスマホを向けて、この貴重なステージを記録として残そうとした。

さらに撮影可能タイム終了後に披露された「うぢらとおめだづ」では、メンバー同士で着ぐるみの頭部を交換し合うだけでなく、いっきゅうのふたりも引っ張り込んで、全11人でのてんやわんやをステージで巻き起こしていた。


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