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UPDATE|2023/10/10

二宮和也新ドラマ『ONE DAY』聖夜の1日の出来事を1クールで描く、新たな考察系ドラマになるか

『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)公式HPより

10月からフジテレビ系の月9枠で、新ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)の放送がスタートした。二宮和也、中谷美紀、大沢たかおがトリプル主演を務める本作。聖夜の1日の出来事を1クールで描く作品であり、『HERO』(フジテレビ系)を手掛けた鈴木雅之が監督ということで、早くもSNS等で話題を呼んでいる。そんな本作だが、第1話が10月9日(月)に放送された。(以下、これまで放送されたドラマのネタバレを含みます)

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2018年の聖夜、横浜。勝呂寺誠司(二宮和也)、立葵時生(大沢たかお)、倉内桔梗(中谷美紀)の3人が誰かに別れを告げたところから物語は始まる。そして2023年12月24日午前0時の横浜。クリスマスで恋人たちが浮き足立つ中、銃殺事件が発生する。

容疑をかけられたのは、記憶喪失の男・誠司。気絶していた誠司が目を覚ますと、頭部を撃たれた死体が横たわっていたのだ。不安と恐怖に襲われる中、スマホに電話がかかってくる。電話口からは「早く逃げろ!」という男の声が聞こえた。言われた通り、走って逃走し始める。

警察に追われる中、誠司はあるレストランの中に身を隠す。そこにいたのは、シェフの時生だった。時生は誠司と遭遇すると、泥棒だと思い捕まえようとする。誠司は店外に逃げていき、追いかけようとした時生は先代から受け継いできた秘伝のデミグラスソースを全て床にこぼしてしまうのであった。

その頃、事件現場には報道キャスターの桔梗がいた。桔梗は自ら立ち上げた報道番組のキャスターとして仕事に励んでいたが、突如番組の打ち切りを告げられる。当然納得できなかったが、社長の意向であることを知り、キャスターとして最後の仕事を全うするため、聖夜の銃殺事件を追うことになった。

誠司を追うのは警視庁の蜜谷(江口洋介)と、神奈川県警の狩宮(松本若菜)、そして謎の女・柚杏(中村アン)。神奈川県で発生した事件にもかかわらず、なぜか警視庁の蜜谷が事件を追っていることに狩宮は疑問を抱く。

逃亡中の誠司は笛花ミズキ(中川大志)に助けられ、自分が国際犯罪組織アネモネの一員であることを知る。誠司はミズキに匿ってもらうが、隙を見て逃げ出す。記憶を失って殺人犯に仕立て上げられた状況なら、ひとまず安全なミズキの元に留まるはずだが、なぜ誠司は逃げ出したのか。記憶がないというのも、実は嘘なのではないかと疑わざるを得ない。

桔梗は映像で逃走中の男の顔を見た途端、生放送中にもかかわらず動揺してしまう。というのも、銃撃事件の犯人として追われている男の顔に見覚えがあったのだ。番組の放送終了後に桔梗はパソコンを立ち上げ、ある集合写真を開く。そこにはなんと誠司の姿があった。果たして桔梗と誠司はどのような関係なのか。

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