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UPDATE|2023/09/07

「もっと好きになった」『だが、情熱はある』でしずちゃんを熱演、富田望生がラジオでみせた新しい一面

富田望生のオールナイトニッポン0(ZERO)

高橋海人&森本慎太郎のW主演で話題となった『だが、情熱はある』(日本テレビ系)で、2人に負けじと存在感を放っていた富田望生。同作では南海キャンディーズ・しずちゃん役を務めたが、中盤からの出演にもかかわらず見事に作品になじみ、視聴者からも絶賛されていたのが記憶に新しい。今回は、そんな“名バイプレイヤー”と呼び声の高い富田について、出演作や過去のインタビューなどをもとに深掘りし、最近ラジオでみせた新たな一面についても紹介したい。

【関連写真】高クオリティで話題、富田扮する南海キャンディーズ・しずちゃん

『だが、情熱はある』は、ザテレビジョンが2023年4~6月放送ドラマを対象におくる「第116回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」で最優秀作品賞を受賞。オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生をもとにした同作は、主演の2人の細部まで妥協しない演技研究はさることながら、作品に込めた熱量が評価され、最優秀作品賞のほか、主演男優賞(高橋海人)、監督賞、ドラマソング賞、そして富田が受賞した助演女優賞と、5冠を達成した偉大な作品だ。

富田は連ドラには多数出演しているが、今回の受賞は初。「しずちゃんよりも小柄だが、醸し出す空気や話し方で寄せてきた」と高評価を得た。実際にしずちゃんからもらった言葉をお守りに撮影に臨んでいたという彼女。受賞インタビューでは「私たちもものすごく情熱を持ってやっていましたが、情熱を持って見てくれた人が多かった」「助演女優賞はもちろんですが、作品賞を受賞できたことが最高にうれしい」と話していた。

受賞インタビューでは「(最初に監督とプロデューサーさんにお会いした際に)声質や体格など、私としずさんの違うところもどんどん指摘されました。でも、その言葉ですごく燃えましたし、さらに覚悟が決まった」「南海キャンディーズのネタを延々と見続け、バラエティー番組に出演されている映像も片っ端から見て、しずさんの口調や話すスピード、笑い方、目の動きなどをたたき入れていった」と話しており、負けず嫌いの一面も見せている。

そんな富田は、2019年『3年A組-今から皆さんは、人質です-』『なつぞら』、2020年『教場』などのテレビドラマや、2017年『あさひなぐ』、2018年『SUNNY 強い気持ち・強い愛』などの映画にも出演してきた実力派のカメレオン俳優。俳優デビューは、宮部みゆきの長編ミステリーを実写映画化した『ソロモンの偽証』シリーズで、役作りのために15キロも体重を増やしたという努力家でもある。

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