乃木坂46の公式ライバルとして誕生したグループ「僕が見たかった青空」。8月30日にデビューシングル『青空について考える』をリリースする彼女たち23人の魅力に迫るべく、全員のインタビューと撮り下ろしカットをお届けする。今回は東京都出身、16歳、「とあ」こと八木仁愛(やぎ・とあ)のインタビュー。
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写真】デビュー曲ではセンターに抜擢、八木仁愛の撮り下ろしカット【5点】――名前の由来は?八木 「とあ」と読むんですけど、初対面だとなかなか読んでもらえません。お母さんが男の子でも女の子でもこの名前って決めていたみたいです。お母さんもおばあちゃんも「あ」が付いているので、「あ」は入れたかったそうです。「仁」には思いやりとか慈しみという意味があるので、思いやりを持って人に接することができて、たくさんの人に愛されるような子になってほしいという思いが込められています。私も気に入っています。
――この世界は慣れましたか? 撮影されることとか。八木 ちょっと慣れました。以前はカメラを構えられると緊張しちゃって、表情も硬くなっちゃったけど、最近は柔らかい表情ができるようになりました。ポーズもだんだんと固定されてきています。
――オーディションでは、泣きながらムーンウォークをしていましたが、なぜ泣いていたんですか?八木 一番の理由は緊張です。もうひとつは、ステージから見ると、大人の人たちがたくさんいて、雰囲気が怖かったんです。あの時の記憶はほとんどありません。できるだけ早く終わらせようと思って、歌の審査も「1分から2分」という決まりがあったんですけど、1分ちょっとで終わる曲を選びました。
――何を歌いましたか?八木 椎名林檎さんの『丸の内サディスティック』です。椎名林檎さんは中2くらいから好きになって、カラオケに行ったら絶対歌います。
――涙もろいですか?八木 そうです。不安とか緊張で泣いてしまうことが多いです。学校生活で泣いたことはないんですけど。ダンスの大会に出て、演目が終わった後、安心して泣いてしまうことはありました。ダンスの大会は審査員の前で踊るだけだから、泣くほど緊張することはなかったです。そういえば、最近、去年のダンスの大会の動画を見て、泣きました。懐かしくなっちゃって。私の青春でした。