──松井玲奈さんが卒業したあと、SKE48のリクエストアワーで『前のめり』(松井玲奈センターのSKE48の18thシングル)のセンターを古畑さんがやったときに違和感なく、スッと入ってきたんですよね。
古畑 えーーー! うれしい。
──次のセンターは古畑さんかなって思いました。だから意外と長かったなって(笑)。
古畑 4年ぐらい(笑)。確かにあのときの会場の光景と歓声は覚えています。今までに聞いたことがない、ファンの方たちの声援でうれしかったです。でも当時、スタッフさんは叩かれない人を選んだのかなって思っていました(笑)。今回センターに立ったことで、私は遠回りをしたとは思っていないし、無駄な時間は1つもなかったです。
──実際に今回、センターに立ってみてどうでしたか?
古畑 カメラマンさんが近かった(笑)。あとスタッフさんの視線を感じながら踊っていました。
──センターに立って、自分の中で何か変わりましたか?
古畑 いや、今はまだ具体的なことはないんですけど、今の私を選んでくださったということは、今の私でいいのかなって。無理に悩まなくてもいいのかなって思っています。自然体でいようって。
──センターってどういうイメージでしたか?
古畑 (松井)珠理奈さんはセンターとしての強さとか、センターをやってきた貫禄というか、重みみたいなものがあるなって思います。後輩がセンターに立った姿や、同期が立った姿を見てきたけど、いろんなプレッシャーもあるんだろうなって、過酷だなって思っていました。センターになると、自然といろんな人の意見が耳に入ってくるから、悩むはずなんです。だから大変だったろうなって。今の私とはまた環境が違ったんだろうなって。
──古畑さんはセンターに立ちたかったんですか?
古畑 アイドルをやるからにはトップはセンターなんだって思っていました。センターに立つことは同期と掲げていた夢でもありましたから。私が同期と掲げた夢が、今はファンの方との夢になったので、ここまでブレずに来れたのかなと思います。