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UPDATE|2023/08/27

台湾版コミケ「Fancy Frontier 開拓動漫祭41」レポート、コスプレイヤーさんを現地撮影

撮影:Tony

台湾最大規模の同人イベント「Fancy Frontier 開拓動漫祭41」(以下、台湾FF)が、8月18日から20日にかけて台湾の台北花博・争艶館にて開催された。同イベントは、台湾のアニメ情報誌「月刊Frontier」によって開催されている台湾最大規模の同人誌即売会。毎年、冬休みと夏休みの年2回開催されている。

【写真】現地で撮影させてもらった台湾のコスプレイヤーさんたち【55点】

台湾の同人イベントを盛り上げることを目的に催されており、企業のブース出展などもあり、台湾版「コミックマーケット」とも呼ばれている。今年は、日本から伊織もえが初日メインゲストで参加。日本人コスプレイヤーの参加は15年ぶりということで話題を呼んだ。「ENTAME next」では同イベントを取材、現地のコスプレイヤーさんにもインタビューした。

『ワンパンマン』の地獄のフブキのコスプレ姿で自身の写真集を販売していたハネアメさん(@haneame_cos)に話を聞くと、「台湾FFは、台湾では一番大きくて、とても盛り上がる定期イベント。このイベントにサークルとして参加できることはとても嬉しいです」と笑顔でコメントしてくれた。

コスプレを始めたのは5、6年前で、4年前からは日本のコミケにも参加しているらしく、「日本のコミケは何回も参加していますが、会場のルールや参加しているサークルに対してのスタッフの細かい気配りはとてもすごいと思います。台湾のイベントも、ぜひコミケから学んでほしいです」と日本と台湾のイベントの違いを解説してくれた。

また、『ホロライブ』の宝鐘マリンのコスプレで参加していた千尋さん(@chihiro_changTW)も「日本のコミケの規模はとても大きく人が多い印象ですが、交通整理(特に入り口、出口方向など)がしっかりされているため混雑していなくて凄い。台湾はその辺りが自由なので、コミケのように今後良くなってくれたらいいなって思います」と同様の指摘。40年以上の歴史を誇る日本のコミケがいかに成熟しているかが伺えた。

千尋さんにコスプレを始めたきっかけを聞くと、「子どもの頃からアニメが大好きで『ワンピース』に『ナルト』、『進擊の巨人』を観ていて、コスプレは小さい頃から興味がありました。実際にしたのは中学生の時。先輩に誘われてコスプレイベント参加したのが初めてですね」と回答。好きな作品は『進撃の巨人』『ジョジョの奇妙な冒險 ダイヤモンドは砕けない(第4部)』とのことだった。

他にも撮影させてもらったコスプレイヤーさんは、『鬼滅の刃』の善逸や伊之助、『SPY×FAMILY』のヨル・フォージャーなど日本のアニメ、漫画作品が圧倒的な人気だった。

ギャラリーページでは、現地で撮影させてもらったコスプレイヤーさんの写真もお送りする。

【あわせて読む】レジェンドが語るコスプレ文化の30年「当時はほぼすっぴん。自宅の住所を教えるのも普通でした」

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