台湾最大規模の同人イベント「Fancy Frontier 41」（以下、台湾FF）が、8月18日から20日にかけて台湾の台北花博・争艶館にて開催されました。同イベントは、台湾の同人イベントを盛り上げることを目的に催されているイベント。コスプレイヤーさんや企業のブース出展などもあり、台湾版「コミックマーケット」ととも呼ばれています。そんなイベントにブース出展していたのは、台湾出身の千尋さん。YouTubeでもコスプレを発信しているそうで、一番人気の動画は850万再生以上もされています。インタビューと共に写真をお届けします。
【写真】『進撃の巨人』『ジョジョ』が好き、千尋さんの撮り下ろしカット【5点】――今日のコスプレはなんですか？千尋さん 『ホロライブ』の宝鐘マリンちゃんです。マリンの新しい衣装なので、まだほとんどの人は持っていないと思います！この衣装で写真集を作りたかったので、衣装代はかさみましたが、とても大好きな衣装です
――コスプレのポイントは？千尋さん 私の場合、髪型と化粧がとても重要なポイントなんです。特に髪型は再現度をいつも重視しています。コスプレ活動を10年くらいやっているので、細かい前髪の作り込みなど少しずつ上手になりました（笑）。
――次はどんなコスプレに挑戦したいですか？千尋さん 年末もコミケに行く予定です。次回もマリンの一番新しいOLの服を用意します。
――コスプレを始めたのはいつからなんでしょう。千尋さん 子どもの頃からアニメが大好きで『ワンピース』に『ナルト』、『進擊の巨人』を観ていて、コスプレは小さい頃から興味がありました。それから中学生の時に、先輩に誘われてコスプレイベント参加したのが初めてですね。会場にいるたくさんのレイヤーさんが、好きなキャラのコスプレをしているのを見ながら歩いていたときは、とても感動しました。
――好きな漫画やアニメの作品について教えてください。千尋さん 『進擊の巨人』です。先生の作品がずっと好きで、作品の中で語られる現実的な社会現象、政治現象に訴えかける内容にとても感動しています。もうひとつあって『ジョジョの奇妙な冒險 ダイヤモンドは砕けない（第4部）』も好きです。去年病気になった時に観たんですけど、大好きな作品になりました。スタンド同士で戦う世界観がとても面白く、キャラクターの中では、空条承太郎が大好きです！
――日本のコスプレイベントの印象はどうですか？千尋さん 日本のコミケの規模はとても大きく人が多い印象ですが、交通整理（特に入り口、出口方向など）がしっかりされているため混雑していなくて凄い。台湾はその辺りが自由なので、コミケのように今後良くなってくれたらいいなって思います。
――趣味や特技はありますか。千尋さん 私自身もカメラマンなので、様々な照明機材やプロの設備を使った撮影をすることができます。
――コスプレで苦労したエピソードがあれば教えてください。千尋さん スタイルの維持です。みんなは細い体が好みなので、コスプレのためにずっとダイエットを頑張っています（笑）。
――普段は、どんなお仕事や活動をされているんですか？千尋さん 本業はコスプレとYouTuberです。台湾で人気のCosplay channel「COSIR」を運営していて、名前の通りコスプレに関する動画を公開しています。呪術迴戰のED曲に歌とダンスを合わせた動画などを投稿しています。
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