FOLLOW US

UPDATE|2023/07/18

HKT48最後の1期生・本村碧唯の卒業コンサートが開催「12年間沢山の愛をありがとうございました」

「本村碧唯卒業コンサート ~唯一碧く輝く宝石~」(C)Mercury

HKT48が17日(月・祝)、福岡サンパレス ホテル&ホールにて「本村碧唯卒業コンサート ~唯一碧く輝く宝石~」を開催した。

【写真】本村碧唯卒業コンサート、同日昼公演の写真【21点】

昼公演では秋のライブ開催および井澤美優、江口心々華、梁瀬鈴雅の研究生3名の昇格を発表し大盛り上がりを見せた「HKT48 夏のコンサート2023 ~君といる夏が好き~」。

夜公演では、14歳でHKT48の1期生として加入し、約12年間活動した最後の1期生・本村碧唯の卒業コンサートが開催。オープニングはステージ上に登場した本村のソロダンスパフォーマンスからスタートした。AKB48グループのダンス選抜メンバーでもあり、HKT48でもダンスユニット・Lit charm(リットチャーム)を結成した本村が構成したセットリストは、冒頭から自身が振りをつけたダンスナンバーが続き、圧巻のパフォーマンスを披露。

ついに卒業コンサートを迎えた本村は「(卒業発表から)人生で一番短い8カ月だったなって思ったんですけど、でもやりたいことはやりつくした8カ月でした。悔いはないので、今日は本当に楽しむだけだなと思っています」と笑顔で心境を話した。

ユニットパートでは、各チームや期ごとに分かれてのパフォーマンス。そしてユニットパート終盤に、チームKIVキャプテンを引き継いだ初代キャプテンの多田愛佳が登場すると、会場から大きな歓声が上がった。続けて卒業生で同じ1期生の今田美奈・植木南央・熊沢世莉奈・下野由貴・田中菜津美・深川舞子・松岡菜摘・村重杏奈・森保まどか、そしてAKB48へ移籍した中西智代梨がサプライズで登場し、本村とともに思い出の楽曲『手をつなぎながら』をパフォーマンス。会場の熱気をさらに引き上げた。

1期生が集合したMCでは、大勢が一斉に話し出し、収集がつかなくなる一幕も。同期ならではの賑やかなMCに大きな笑いが起こった。

本編最後のMCでは、初代チームKIVキャプテンの多田から、「碧唯ちゃんにキャプテンを任せてよかったなと思いますし、12年間、本当にお疲れ様でした」と言葉が贈られ、本村も涙を流した。

最後は出演者全員がステージに集合し、『君と虹と太陽と』を披露し、アンコールを迎える。2011年7月のオーディション映像からスタートした、本村の12年間の活動を振り返る軌跡映像が流れる。ドレス姿になって再登場した本村。

「12年間沢山の愛をありがとうございました。この12年の間反抗期もあったし、辛いこともあって、ずっと楽しいオタ活をさせてあげられなかったかもしれないけど、それでも私のことが大好きだってずっと側にいてくれて、とっても心強かったです。どんなに辛いときでも、力になってくれたみなさんがずっと大好きでした。これからもずっと大好きです」とファンをはじめ、秋元康総合プロデューサーやスタッフやメンバー、家族に向けて感謝の気持ちを涙を堪えながらしっかりと伝え、『あなたがいてくれたから』を歌い上げた。

最後に同じチームKIVで活動した地頭江音々が、同期が卒業して1人で残る覚悟の難しさに触れ、「今日までたくさんのことを伝えて、一人で残ってでも私達のことをたくさん愛してくれありがとうございました」と感謝を伝えた。そして、チームKIVキャプテンを引き継いだ松岡はなは、「強い気持ちを持って、後輩みんなもしっかりついていくって思ってもらえるよう頑張るから、ずっと見守ってください」と涙。

そしてダブルアンコールが起きたクライマックスでは、再びダンスナンバー『野蛮な求愛』を出演メンバー全員で披露。本村もドレスからスポーティーな衣装に着替え、最後は本村らしくお祭りのようなダンスステージで幕を閉じた。

※田中美久・渕上舞は休演。


RECOMMENDED おすすめの記事