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UPDATE|2023/08/07

現役中学生・桑原愛佳が『浜村渚の計算ノート』主演抜擢「楽しい雰囲気の稽古場にできるように」

桑原愛佳 撮影/山田健史

青柳碧人氏によるシリーズ累計110万部突破の大人気推理小説をミュージカル化した『浜村渚の計算ノート』が、2023年8月から9月まで東京、福岡、大阪、名古屋の4都市で上演する。数学のことになるとテンションが上がり饒舌になる、数学が大得意な中学二年生の主人公・浜村渚を演じるのは、ミュージカル『レ・ミゼラブル』(2019)ではリトルコゼット、劇団四季『アナと雪の女王』(2021)ではヤングエルサを演じた桑原愛佳。現役中学生の彼女に、本作の見どころやオーディションの様子を聞くと共に、学校での姿やマイブームなど、その人となりにも迫った(前後編の後編)。

【前編はこちら】現役中学生の実力派女優・桑原愛佳の飾らぬ素顔「ミュージカルとディズニーのことは饒舌」

【写真】現役中学生の実力派女優・桑原愛佳

──幼い頃からお芝居のお仕事をされていますが、今後、大人になってもお芝居を続けたいと考えていますか。

桑原 私は「お芝居をやりたい」「歌をやりたい」「ダンスをやりたい」という以上に、「ミュージカルをやりたい」んです。全部が混ざっていると思うし、毎日稽古をするのがすごく楽しい。稽古を終えて、本番を迎えることに達成感がすごくあるので、今後も続けていきたいです。最近はドラマや映画もよく見るので、映像のお仕事にも興味があります。

──目標とする俳優さんはいますか?

桑原 たくさんいますが、中でも鈴木亮平さんの演技はすごいなと思っています。『TOKYO MER~走る緊急救命室~』での鈴木さんに感動して、びっくりするくらい鳥肌が立ちました。そういう風に人を感動させられるような人になりたいです。ミュージカルでは、『レ・ミゼラブル』で共演させていただいた唯月ふうかさん。舞台裏でもすごく謙虚で、すごく実力がある方なのに、努力家な姿に憧れています。

──今回は主演として、どんなことを意識していますか。

桑原 主演として、足を引っ張らないように真剣に取り組んでいきたいなと思っています。それから、コミュニケーションをたくさん取れるようにして、演出家の方やスタッフさんとも、どうしたらもっと良くなるかをきちんと話していきたいです。あまり固くならず、楽しい雰囲気の稽古場にできるように、少しでも貢献できたらいいなと思っています。

──学校での桑原さんも、コミュニケーションを取るのは好きなタイプですか?

桑原 すごく好きなタイプなので、ずっと友達と喋っちゃいます(笑)。最初はおとなしく見られることが多いんですけど、特に同年代の人とはすぐに仲良くなれる方かなと思います。

──普段、お友達とはどんなことをして過ごすのでしょうか。

桑原 校庭で遊ぶ、というようなことはあまりしなくて、教室でくだらないような話をしていることが多いです。みんなで恋バナをよくしています。「誰々が好きなんでしょ」「そんなわけないよ」「絶対そうでしょ」みたいな会話です(笑)。

──最近のマイブームはなにかありますか?

桑原 妹とスパイごっこをしたり、K-POPの動画を見て自分たちで歌ったり踊ったりすることが好きです。最近はカフェに行って勉強することがかっこいいなと思ってるんです。実際には勉強はほとんど進んでいないかもしれないんですけど、ちょっと大人になった気分を味わっています(笑)。美味しいものも食べられるし(笑)。

AUTHOR

山田 健史


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