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UPDATE|2023/05/30

でんぱ組、バンもん、虹コン… 「さよなら中野サンプラザ音楽祭」で一夜限りのコラボを披露

「さよなら中野サンプラザ音楽祭」


 
トリを飾ったのは、でんぱ組.inc。オープニングSEに乗って登場すると、まずは『でんぱっていこーぜ!!』でスタート。曲が終わると、会場からは8人のメンバーの名前を呼ぶ声や大きな歓声が上がる。続いては、ランニングの振り付けが印象的な『バリ3共和国』。序盤からライブ定番曲が続き、ファンのボルテージも高まってゆく。ここで一度MCを挟み、自己紹介へ。

「みなさん、楽しんでますか~?」と客席に問いかけつつ、メンバーのテンションも高まり、最後の中野サンプラザでのステージを楽しみ尽くそうと、藤咲がステージ上を走り回る一幕も。その後、6月21日にリリースされるEPについて紹介し、「サイリウム振れますか?声出せますか?」とファンを煽って、新曲『イッき♡いっぱつ』を披露。さらに、後半は『Future Diver』、リボンを持ってパフォーマンスする『でんでんぱっしょん』と人気曲で畳みかけて、全5曲のライブが終了した。
 
しかし、この日はこれだけでは終わらない。「まだまだテンションあがったままじゃないですか?もっともっと盛り上がりたいんじゃないですか?」と投げかけると、会場からも大きな声援が上がり、再びコラボコーナーへと突入。まず、3グループからの代表メンバー10人で披露したのは、虹コンの『戦場の聖バレンタイン』。イントロが流れると、ひと際大きな歓声とコールが沸き起こった。

そして、最後は「難易度高いコラボ」と紹介された、でんぱ組&虹コンメンバー8人によるでんぱ組の『我ら令和のかえるちゃん!』で終了。総勢32名のアイドルが登場し、一夜限りのコラボも3曲披露された“聖地”でのラストライブ。最後は「中野、サンプラザー!」の掛け声で、ファンと一緒に記念写真を撮って、約2時間のライブは終演した。
 
途中のMCで、ステージに立つアイドル側からすると、中野サンプラザは、ペンライトがとても綺麗に見える会場だという話があったのだが、逆に、ファン側の目線で見ても、特に1階の後方や2階席から見る中野サンプラザの景色は圧巻である。ペンライトの海の先で、全力でパフォーマンスする推しの姿は尊く、そして、神々しい。この日、そんな景色を最後に目に焼き付けたのは、アイドルもファンも一緒だったのではないだろうか。さよなら、中野サンプラザ。そして、ありがとう。
 
「さよなら中野サンプラザ音楽祭」は7月2日まで続き、中野サンプラザを愛した多くのアーティストが登場する。是非あなたもこの場所でしか見られない景色を目に焼き付けに行って欲しい。

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AUTHOR

南 喜一


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