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UPDATE|2023/05/01

AKB48チーム8活動休止前の最終公演、秋元康から「また会いましょう」と手紙サプライズも

「AKB48 チーム8 春の総決算祭り 9年間のキセキ 夜の部」 (C)AKB48

AKB48 チーム8の活動休⽌前ラストコンサートとなる「AKB48チーム8 春の総決算祭り 9年間のキセキ」が、4月30日(日)に横浜・ぴあアリーナMMで開催された。また、夜の部をもって濱 咲友菜(チームK、チーム8兼任)と平野ひかる(チームB、チーム8兼任)がグループを卒業した。

【写真】チーム8メンバーが一挙集結、ほか公演写真【31点】

2014年4月3日、「会いに⾏くアイドル」をコンセプトに誕⽣したAKB48チーム8。昼の部には、チーム8の歴史を創ってきた。横⼭結⾐・中野郁海らOGメンバー32名が登場。総勢61名の出演メンバーで、華やかなステージを繰り広げた。

夜の部は、チーム8メンバー全員による『RIVER』で幕開け。岡部麟・小栗有以の「AKB~!」の掛け声に続いて全員で「チーム8」と叫ぶと、会場も⼤きくどよめいた。チーム8のオリジナル楽曲『制服の⽻根』やチーム8ver.の『どうしても君が好きだ』など4曲でオープニングを飾ると、岡部は「ついにこの時が来ちゃいましたね。チーム8活動休⽌前最後のコンサートです。私たちらしさ全開で、ラストステージをお届けしたいと思います」と⼒強く挨拶。

次のパートでは7つのユニット曲を披露。坂⼝渚沙・坂川陽⾹・徳永羚海ら5名は『初恋ダッシュ』を歌い、岡部・⼩栗・清⽔⿇璃亜は『抱きしめられたら』を妖艶な表情でパフォーマンス。「第5回AKB48グループ歌唱⼒No.1決定戦ユニット戦」にチームで出場した⼩⽥えりな・倉野尾成美・川原美咲は乃木坂46の『君の名は希望』を歌唱し、美しいハーモニーで会場を魅了。

続いて、チーム8メンバーが「ダンス選抜」「かわいい選抜」に分かれる。本⽥仁美・倉野尾ら「ダンス選抜」は『Make noise』『Escape』を圧巻のダンスパフォーマンスで魅せ、岡部・⼩栗ら「かわいい選抜」は『今、Happy』『彼⼥になれますか︖』でキュートな笑顔を会場中に届けた。

終盤に突入し、⼩栗が初めてAKB48シングル表題曲のセンターを務めた楽曲『Teacher Teacher』など4曲を披露。『だけど…』『GIVE ME FIVE!』は、AKB48を卒業する濱咲友菜・平野ひかる、すでに卒業を発表している清⽔・服部有菜・藤園麗の5名を中⼼に歌った。清⽔は「こんな⼤きな会場で、卒業予定の5名で歌えて幸せです。卒業後もみんなで前を向いて、今まで通り仲間と⼀緒に前に進んで⾏けたらと思っています」と、まっすぐな瞳で話した。

ラストスパートでは数々の地⽅イベントで披露してきたという『ラブラドール・レトリバー』や、チーム8のオリジナル楽曲『夢へのルート』など思い⼊れの強い5曲を全員で歌唱。最後はチーム8の最新曲で、オリジナル楽曲全16曲の振付が⼊っているという『サヨナラじゃない』を披露し、本編を全⼒で駆け抜けた。

アンコールでは、『スクラップ&ビルド』『永遠より続くように』『⻘空のそばにいて』を会場を歩きまわりながらパフォーマンスし、高橋彩⾳のピアノに合わせて『⼀⽣の間に何⼈と出逢えるのだろう』を全員で歌唱。歌い終えたメンバーがステージの中央に集まり抱き合うシーンは、チームの絆の強さを⽰していた。

エンディングでは、6⽉10⽇(土)にチーム8最後のドキュメンタリー『AKB48 Team8 9年間のキセキ』(CSテレ朝チャンネル1)が放送されることが発表。岡部は「チーム8をずっと追いかけてくれた⾼橋栄樹監督が、今回作ってくださいました」と笑顔で呼びかけた。

チーム8ラストコンサート2公演のフィナーレを飾ったのは、チーム8の代表曲『47の素敵な街へ』。メンバー全員の魂を込めたパフォーマンスにファンもこの⽇⼀番のコールで応え、会場が⼀つになった。


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