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UPDATE|2023/05/09

元=LOVE・齊藤なぎさが語るアイドル卒業後「メンバーに会いたくなる時もある」

齊藤なぎさ 撮影/田中健児

『第68回小学館漫画賞』を受賞し、累計500万部を突破している人気漫画『明日、私は誰かのカノジョ』(をのひなお/サイコミ)。昨年ドラマ化されて大きな話題を集めたが、5月2日(火)より続編が放送されている。
今作では、特別編としてホスト沼”から抜け出せないゆあの怪演でシーズン1放送時に大きな話題を呼んだ、齊藤なぎさ演じるゆあてゃが再登場。今回、齊藤なぎさに原作漫画の魅力や女優としての展望を聞いた。

【写真】圧倒的ルックスで人気を集める齊藤なぎさ 撮り下ろし写真【5点】

――原作マンガ『明日、私は誰かのカノジョ』(『明日カノ』)は累計500万部を突破している人気作。齊藤さんもドラマ化以前からのファンだったそうですが、この作品の魅力はどういったところにあると思いますか?

齊藤 マンガって、きれいに物事が進んでいってハッピーエンドで終わることが多いじゃないですか。もちろん、それはそれでファンタジーとして素敵だと思います。でも現実の人生って、一人一人につらいことや悲しいことが絶対にありますよね。『明日カノ』はハッピーエンドじゃ終わらないし、悲しい部分がちゃんと描かれていて。

全部があてはまらなくても、「人生ってホントこうだよな」と共感できる部分があったり、絶対どこかで自分に通ずるものがあるところが『明日カノ』の魅力だと思います。そして、配信者を好きになったりホストにハマったり、物語が現代に沿っているところもこの作品の特徴。今の時代にぴったりなマンガだなと思います。

――では、齊藤さんが思うゆあの魅力は?

齊藤 軸がブレないところです。私はゆあが正論を振りかざすところがすごく好きで。まぁちょっと行きすぎちゃうこともあるし、期待しすぎるところもあるけれど、でもゆあは絶対に本当のことしか言わないんですよ。「これを言いたいけど言えない」という女の子の気持ちを全部ゆあが吐き出してくれるから、すごくスッキリするし、ゆあのおかげで自分も強くなれた気持ちになります。地雷系のお洋服を着ているところも揺るがないし。そして、何かあったら未練を残さずきっぱり捨てて次に行ける強さもかっこいいなと思います。

――そんなゆあに憧れる部分もありますか?

齊藤 あります。私は自分自身がすごく弱くて。例えば誰かに「こうしたほうがいい」と言われたら全部流されてそれに従っちゃうんです。本当は「自分は自分だ!」と強くありたいけれど人に流されてしまうところが弱いなと思うので、私もゆあみたいに強くなりたいです。

AUTHOR

左藤 豊


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