累計300万部突破の大人気コミックス『明日、私は誰かのカノジョ』（作・をのひなお）が、ついに実写ドラマ化する。コンプレックスゆえに整形やパパ活などに依存してしまう女性たちのリアルな感情を描く本作。今回、幼いころに負った顔の火傷
痕に悩みながらも、レンタル彼女として働く大学生、雪を演じる女優の吉川愛に、役作りや意気込みについて話を聞いた。ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(MBS/TBS系)は4月12日(火)より
放送中。（前後編の前編）
【写真】『明日カノ』でレンタル彼女として働く大学生を演じる吉川愛＆ドラマ場面写真──ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』は、単行本の発行部数が累計300万部突破という大人気コミックス（『明日カノ』）の実写ドラマ化。まずは、原作を読んで面白いなと思ったポイントを教えてください。吉川 いろんな登場人物が出てくるところです。雪編、リナ編……という感じで、お話的には一区切りあるんですけど、また別の世界の女の子という感じで次々と出てくるので、私が普段読んでいるマンガと違うなって、そこに面白さを感じました。本当にいろんな女の子が出てくるんですけど、それはドラマも一緒なので男性はびっくりするかもしれないですね。
──レンタル彼女や整形依存など、さまざまなタイプの女の子が登場するのはドラマでも注目のポイントですね。吉川 女の子たちの心の声も多いので、男性が観たら「こんなとき、女性はこんな風に思ってるんだ」って衝撃を受けるかも（笑）。女の子だと普通に「分かる」っていう共感ポイントも、男性だと想像もしていなかったことかもしれないので、それも面白く観てもらえるポイントかなって思います。
──話題作の実写ドラマとなりますが、その主演を務めることにプレッシャーはありますか。吉川 今回に限らず、実写化の作品に参加するときは徹底的に！と思っているので、ちゃんと作品と演じるキャラクターを知って、理解したうえで演じなくちゃいけないなと思っています。もちろんプレッシャーは感じます。
いろんな意見もあると思うんですけど、そこはあまり意識せずに私なりの実写化というか、実写化なりの雪ちゃんを演じられたらいいなと思っています。
