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UPDATE|2023/03/08

『ベイビーわるきゅーれ2』完成披露会、前作3館スタートから何十倍にも増え「足が震えています」

映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』の舞台挨拶より

殺し屋女子2人組によるアクション映画の続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』の完成披露上映会が、7日(火)に開催された。

【写真】殺し屋がシリアスな表情でピストルを構える姿、ほか『ベイビーわるきゅーれ2』の場面写真【29点】

今回の舞台挨拶では前作の反響や、監督が「『R-1グランプリ』に出てほしいくらい」と絶賛する女優・髙石あかりのコメディ芝居、スタントパフォーマーとしてキアヌ・リーブス主演の『ジョン・ウィック:チャプター4』に参加した伊澤彩織と、ドニー・イェン主演の『燃えよデブゴンTOKYO MISSION』などでアクションに定評のある丞威によるタイマンシーン、本作で初めてガンアクションに挑戦した濱田龍臣の撮影裏話が語られた。

伊澤は「池袋シネマ・ロサさんでずっと上映が続いて、この1年間で『ベイビーわるきゅーれ』が成長していく様が見れました。本作をやっとお披露目ができる日が来たので、本当に嬉しく思います」と感無量の様子。『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』で主人公2人のポストを狙う神村兄弟を演じた丞威は、「世界を荒らす話題の作品を一番最初に観れるんです。大いに笑っていただければ」、濱田は「世界で初めて観る方に、『ベイビーわるきゅーれ』の世界を存分に味わっていただければと思います」と挨拶をした。

阪元裕吾監督は、「前作は3館でのスタートだったのに、今回何十倍にもなってスタートなので、ちょっと足が震えています。3館からスタートしてじわじわ広がっていって、今に繋がったというのが嬉しいです」と感慨深げに話す。

髙石は前作について、「変わったところしかないくらい人生を変えてくれた作品。いろんなところで 『ベイビーわるきゅーれ』を観たと言ってくださる方がすごく多くて、Twitterを覗けばベビ絵というファンアートがたくさんあり、なんでこんなに愛で溢れているんだろうとびっくりします」と自身の感動を言葉にした。

アニメファンの濱田は「それぞれのキャラクターが立っていることで、愛らしさに繋がっています。続編はキャラクターがさらに立った兄弟が出てくるので、キャラクター同士の対比を深く観ていくというのが、アニメが好きな方にもおすすめできる部分」とアニメファンにもこのシリーズを推薦した。

また、阪元監督は髙石について、「バランサーですよね。真ん中のとあるバトルのシーンの顔の全部がおもろくなっているくらいおもろいんでぜひ見てほしいです」と話し、伊澤のアクションシーンについては、「髙石さんも相当なんですけれど、伊澤さんも反射で動いてくれます。その場にあるものでいきなりやり出して、モニターで見ていてびっくりさせられることがあります」と絶賛した。

伊澤は前半の銀行強盗とのアクションシーンについて、「アクションをやりながら、笑いを取れるアクションって一番難しいと思っていました。『「マスク」や『ホーム・アローン』みたいにスタントが痛々しいものでなくて、笑えるアクションシーンをやりたいね』と監督とかと話していました。前半は特に面白かったら笑って観てほしいです」と話した。

濱田は、「殺し屋という肩書きの役は初めて。最初は『殺し屋?』という戸惑いが半分以上占めていて。でも台本を読んで、すごく素敵な役だなと思いました。アクションとそうじゃない部分、殺し屋のまことの部分と殺し屋だけど普通の男の子の部分のメリハリを付けやすくて、自分自身、新しい殺し屋という役に向き合えたと思います」と、楽しんで演技に没頭した様子。続けて、「特撮とかには出演していたんですけれど、特撮って実銃って出てこないので、『これが拳銃か』と初めての出会いでした。持った時の重さ、冷たさが身に染みました」と話した。

最後に監督から、「本作が面白かったら、ぜひ『3』を期待していただければと思います」と、『2』のヒット次第では『3』があると示唆した。

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