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UPDATE|2023/03/07

くりえみが語る、起業家で“脱ぐ”ことのジレンマ「『落ちたな』と見られることも」

くりえみ 撮影/山田健史



──起業家としての今後の展望と、タレント業の活動で考えていることがあれば聞かせてください。

くりえみ タレントとしては、2022年から2023年にかけて報道番組などで、コメンテーターのようなポジションで呼んでいただく機会が増えました。「論点がズレてる」と叩かれたりすることもありますが、世の中の意見を聞けることも含めて、私はすごく楽しいんです。自分でも自分に落ち度があることはわかるし、すぐにコメンテーターとして完璧になれるとも思っていないから、「ここがダメだったか」「確かにちょっと勉強不足だったかな」と素直に受け止めています。勉強することは好きだし、アイドルだった頃には「触れるな」と言われていた政治や宗教などの話題も率先して話せることが楽しいんです。メディアを通じて発言できることは光栄なことだと思っているので、今後もやっていきたいですね。

事業についても色々と考えていることはあります。例えば、タレントでフェムテック領域の発言ができる人ってあまりいないと思うんです。生理やセックスなどの話題には触れにくい立場の人も多いと思うので、私はその領域の発信ができることを強みに、様々なサービスにも派生できたらいいなと考えています。

──今後のグラビア活動についてはどのように考えていますか?

くりえみ もちろん続けたいですし、好きだから勝手に脱いじゃうんじゃないかなとは思っています(笑)。ただ、グラビア活動をやっていると、言い方は良くないかもしれませんが、「事業が成功していることへの信憑性がなくなる」という声もあるんです。だから日頃から、今の自分の見せ方で本当にいいのか、ということは自問自答し続けています。その一方で、先ほど言ったフェムテック領域のサービスで言えば、今の私だからこそマッチするようなところもあるなとも感じているんです。他の経営者のように堅苦しいスーツだけを着るのは自分らしくないので、周りの意見も取り入れながら、自分のやりたいようにやりたいなと思っています。

(取材・文/山田健史)

▽くりえみ
6月14日生まれ、千葉県出身。タレント/グラビアアイドル→タレント/起業家。
2014年から2018年までアイドルとして活躍したのち、フリーでコスプレやグラビア写真をSNSに投稿。透き通る柔肌とドールのような丸く大きな瞳、男心をくすぐるフェチ写真に“SNSのフェチ天使”と称される。
Twitter:@kurita__emi
Instagram:kurita__emi

【あわせて読む】“SNSのフェチ天使”くりえみのグラビアへのこだわり「誰かのためじゃなく自分のために」
CREDIT

取材・文・撮影/山田健史


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