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UPDATE|2023/01/27

『罠の戦争』で6年ぶりのドラマ主演、草彅剛の演技が注目される理由

『罠の戦争』(カンテレ)公式サイトより

草彅剛の主演ドラマ『罠の戦争』の第2話が1月23日に放送された。16日の第1話放送後はTwitterで世界トレンド1位になるなど、圧倒的な話題をさらったのが記憶に新しい。ネット上では早くも「黒幕は誰なのか」という考察でも盛り上がりをみせている。

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同作は、これまで草彅が主演を務めてきた『銭の戦争』『嘘の戦争』に続く、戦争シリーズの3作目。実に6年ぶりのドラマ主演となる草彅は1話から期待を裏切らない演技を見せ、注目を集めている。

ストーリーは、自分のすべてを犠牲にして尽くしてきた政治家に裏切られた、草彅演じる議員秘書・鷲津亨が、強い権力を持つ者たちにあらゆる“罠”を仕掛ける復讐劇だ。

衆議院議員の犬飼(本田博太郎)の秘書を務める鷲津亨(草彅剛)は、20年前、仕事を失い路頭に迷っていた自分に手を差し伸べてくれた犬飼に恩義を感じ、全てを犠牲にして彼に尽くしてきた。亨の献身的なサポートで、犬飼は内閣府特命担当大臣にまで上り詰めたのだ。

そんな中、犬飼は、女性軽視の発言により周囲の強い反発を招き、特に幹事長の鶴巻(岸部一徳)や首相の竜崎(高橋克典)からは、冷めた目で見られるように。

大臣就任後初の政治資金パーティーでは、鶴巻や竜崎の他、犬飼の様子をうかがい怪しげな行動をとる青年・蛯沢(杉野遥亮)が招待客に紛れ込んでいた。亨が、他の議員秘書のメンバーと招待客の対応に追われていたところ、亨の妻・可南子(井川遥)から「息子が大ケガをして、意識不明の重体だ」との知らせが入る。事故にも見えるこの一件だが、どうやら何者かによって歩道橋から突き落とされたらしいのだ。

パーティー後に病院を訪れた亨は、心配をして同じく病院に駆けつけてくれた犬飼から、「事故と処理してほしい」と、思いもよらない事件のもみ消しを要求された。表面上は承諾の意を伝えたが、その時点でも内にはふつふつと怒りが。犬飼が去り、一部始終を見ていた可南子と復讐を誓い合う際、その怒りは爆発する。復讐劇のはじまりだ。

第2話では、まずは政策秘書の虻川(田口浩正)を引きずり下ろす作戦に出た亨。度重なる女性秘書へのパワハラや原稿ミスなど、失敗を立て続けに起こす虻川だったが、さまざまな裏事情を知っていることからも、うかつにクビにはできなかった。そこで亨は、虻川が持っている裏帳簿を手に入れようと、蛯沢に虻川の見張りを依頼。蛯沢のおかげで裏帳簿を入手し、虻川を一気に失脚へと追い込んだ。

虻川との掴み合いシーンでは、「考えたこともないだろ?他人の痛みも悔しさも。だから平気で人を踏みつける。弱い者の痛み、せめて想像ぐらいしてみろよ!」と怒りをぶつけた亨。画面越しにも”ワナワナ”が伝わってくるこの演技に、「鷲津VS虻川に見入ってしまった」との声も多数聞かれた。

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