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UPDATE|2022/12/25

石田ゆり子や吉岡里帆が貴重なプライベートを語る、人気俳優のラジオ番組に熱視線

『LILY’S TONE』石田ゆり子(J-WAVE)



6年ほどこの番組を担当している吉岡の声には、J-WAVEナビゲーターとしての貫禄があり、何気なく聴いていると、吉岡だとは気付かない人もいるかも知れない。それくらいの安定感と安心感がある。また、番組は、吉岡がCMキャラクターを務めるURの提供ということもあり、番組後半では、専門家が暮らしにまつわるアドバイスをくれるコーナーもあるほか、メール紹介などの2WAY要素もあって、吉岡のフリートークも聴けるので、日曜日の夕方、いわゆる癒やしを求めたくなる時間帯にはぴったりの番組だ。

ちなみに、この番組は『LIFESTYLE COLLEGE 吉岡里帆と日曜日18時。』というタイトルで書籍化もされている。過去のゲストトークが楽しめる1冊なので、気になった方は、是非チェックして頂きたい。

ここまで、いわゆる癒し系女優の番組が続いたので、最後に、硬派な男性俳優のラジオ番組を紹介しよう。斎藤工がパーソナリティを務める番組、その名も『TAKUMIZM』だ。こちらは、bayfmで毎週土曜24時30分から放送中。映画や音楽について熱く語る1人喋りも楽しめるし、貴重なゲストとの対談も楽しめる。斎藤は自ら映画監督を務めるなど、映画人としても有名だが、音楽への愛情や拘りも強く、ミュージシャンとの交流も深い。

先月、ロックバンドACIDMANの25周年を記念して、さいたまスーパーアリーナで行われたフェスでは、イベントの後半にシークレットゲストとしてMCを担当し、Mr.Childrenを呼び込むという大役も務めたほどだ。その後、番組『TAKUMIZM』では、このフェスの裏話を語ったのはもちろん、ミスチルの『車の中でかくれてキスをしよう』という初期の名曲を選曲して紹介した。この曲、実は、斎藤が初めてギターの弾き語りに挑戦した曲なのだそうだ。そんな知られざるエピソードが聴けるのもラジオならではと言ってもいい。

他にも、木村拓哉、藤木直人、山崎育三郎、木村多江、上野樹里ら、長らく自身のレギュラーラジオ番組を持っている俳優は多いが、日常的にラジオを聴く習慣が無い人にとっては、こうした番組と出会うチャンスは少ないのかも知れない。テレビであれば、ザッピング中にたまたま出会う…なんてこともあるとは思うのだが。

他にも、森七菜、上白石萌歌、松本穂香ら若手女優が、ラジオでは、既にレギュラー番組を持っている…なんてこともあるので、映画やドラマで気になる俳優を見つけたら、彼ら彼女らのSNSをチェックするのはもちろんだが、レギュラーラジオ番組の有無もチェックしてみると面白いかも知れない。ラジオ番組での素の喋りや人柄に触れることで、ギャップも含め、ますますその俳優を好きになることだろう。

【あわせて読む】『ハケンアニメ!』吉岡里帆と中村倫也が体現するモノづくり現場で働く、心揺さぶる対照的な二人
AUTHOR

南 喜一


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