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UPDATE|2022/12/01

佐久間宣行「偉くなる道をやめた」、古巣テレビ東京との絆や局員時代の周囲との関係を告白

(C)AbemaTV, Inc.

元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行が、11月30日(水)夜11時30分より放送する坂上忍がMCを務める『デマ投稿を許さない』(ABEMA)に、登場した。

【写真】佐久間宣行が独立した理由を掘り下げた坂上忍【2点】

『デマ投稿を許さない』は、坂上忍がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ、禁断のトークバラエティ。

11月30日(水)の放送では、元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行がゲストとして登場。番組では、“実はテレビ東京をクビになっただけでは?”という投稿を取り上げたが、これを坂上は「そんなことあるわけないじゃん」と即否定。

「今でも社長、会長とお会いするぐらい円満です」と話す佐久間に、坂上は「テレ東の看板を背負ってるよりも、もう少し幅広くお仕事をしたいとかいう思いだったんですか?」と独立した理由について掘り下げた。

佐久間は「フリーのディレクターみたいなオファーが在社中に来るようになって、テレビ東京が悩んだのが何個もあったんです。テレビ東京としては儲かるかもしれないけど、局員がやっちゃダメだな、みたいな」「最終的に、僕が辞める半年前くらいからテレビ東京が“任せるわ”みたいなことになっていたので、悩んだんですけど、辞めます(と言った)」と、退社を決断するまでの経緯を説明。

さらに、テレビ東京での担当番組を続ける代わりに、年間契約という形におさまったという佐久間は、「だから、フリーのディレクターのギャランティーとしてはめちゃくちゃ安いんです」としながらも、「テレビ東京が提示してくれて、それはもちろん喜んで(受けた)」と続けた。

一方、特別扱いともとれる待遇に対して、他の局員から嫉妬はなかったのかという質問に、佐久間は「30代の頃はあったと思います」「その代わり偉くなる道をやめたので」と振り返り、「僕は40代からおかげさまで番組をいくつか当てたのもあって、CP(チーフ・プロデューサー)とかになる(話が出た)のを、“どうぞどうぞお先に。僕ディレクターやりたいんで”とやってたんで、その時期にもう嫉妬はなくなった。なので、(テレビ東京を)辞めたときも出世争いに加わらなかったから嫉妬はなかった」と語った。

佐久間の話を聞き、坂上が「そっか。地位よりも金をとったていう…」と言葉をこぼすと、「“地位よりやりがい”って言ってください(笑)」と即座に訂正する佐久間だった。

また、同じくテレビ東京の社員だという佐久間の妻にまつわる話題も。結婚して18年だと佐久間の妻が、“浮気防止のために週刊誌の見出しを考えて送ってくるらしい”という噂に触れ、佐久間は「独立してちょっとニュースになったときに、『何日か仕事で帰って来れないよ』って連絡したら、うちの妻が冗談で“佐久間宣行、キス我慢できず”とかっていう、俺がなんかあったときの文春の見出しを勝手に作って送ってくるんですよ」と、真相を告白。坂上は「奥さん面白い!」「さすが奥さんも業界人、素敵」と絶賛した。

さらに、坂上は「一緒にお仕事してて、佐久間さんの芸人さんに対する愛情がすごすぎる。佐久間さんの目で見て、今売れてない人たちでも“この人売れるだろうな”とかってあるの?」と質問。佐久間は、「あります。それの一番の典型は東京03で、東京03は30代のとき売れてないですから。でも絶対売れるってずっとみんな思ってて、40歳超えてからそうなったので」と、佐久間自ら“身内みたいなもの”だと言うお笑いトリオ・東京03を例に挙げた。

そして「東京03は確実にライブから売れたんですよ。僕ずっとライブ行ってるんですけど、徐々に関係者席が豪華になっていったんです」とコメント。業界内口コミで評判が広がっていったと言い、「いつの間にか、ある回から一流の女優と俳優しかいない時期があって、“これはついにリーチだな”と思ったらこうなった」と回顧した。そんな東京03の軌跡に坂上は「面白いね、それ」と感嘆の声を上げた。

そのほか、「後輩たちに呼び出されて『戦ってくださいよ』と言われた」と明かした、局員時代のギャラ事情や、お笑い番組を始めるときに考えるという“ヒット番組の秘訣”、佐久間が最近注目している一押し芸人など、さまざまな裏話が次々と明かされた。

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