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UPDATE|2022/12/03

松坂桃李、志尊淳、横浜流星…スター俳優続々誕生、スーパー戦隊シリーズの楽しみ方

メイキング 劇場版 侍戦隊シンケンジャーより。(C)2009 劇場版「ディケイド・シンケンジャー」製作委員会 (C)2009 テレビ朝日・東映AG・東映



続いて、注目したいのは、2014年の『烈車戦隊トッキュウジャー』だ。この作品からは、志尊淳と横浜流星という2人の人気俳優を輩出している。この時は、志尊がトッキュウ1号(赤)で、横浜はトッキュウ4号(緑)だった。

志尊はその後、松坂同様に、NHK朝ドラや大河ドラマなどにも出演するなど、ドラマや映画に引っ張りだこ。今年は、高畑充希主演のドラマ『ムチャブリ!わたしが社長になるなんて』に出演していた。一方の横浜は、2019年のドラマ『あなたの番です』で本格ブレイク。その後、2020年、ドラマ『私たちはどうかしている』で、浜辺美波とW主演を務め、今年は、TBS日曜劇場で『DCU』と『オールドルーキー』という2作品に出演。4番手のグリーン役から主役級のレッドクラスに大出世したという印象が特に強い若手俳優である。

ちなみに、同タイミングで放送されていた『仮面ライダードライブ』の主演は竹内涼真。戦隊ヒーロー&仮面ライダー2014年組のその後の活躍は本当に素晴らしい。このように放送年で、仮面ライダーと並べて注目してみるのも面白いだろう。

最後に、令和の戦隊ヒーローにも注目してみたい。2021年(令和3年)の『機界戦隊ゼンカイジャー』、主題歌をウルトラマン出身のつるの剛士が歌っているという点も面白かったのだが、コンセプトが「1人の人間と、4人のロボが、すべての世界をまもるヒーローに!」ということで、もはや人間5人編成の戦隊ではなくなっている。

主人公のカラーは白で、4体のロボのカラーが赤・青・黄色・ピンクといった具合だ。主人公を演じている俳優は、駒木根葵汰(こまぎね きいた)。本名だそうだ。名前からしてスター性を感じてしまう。そして、異例とも言えるだろうが、現在放送中の最新シリーズ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』にも連続出演している。

最新作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で主役を演じているのは樋口幸平。駒木根はInstagramで注目を集め、樋口はLINE LIVEで注目されて芸能界デビュー。2人ともデビューのキッカケが何とも今っぽい。最近の当然の流れではあるが、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は、公式Instagramや公式TikTokがあり、そこではオフショット含め俳優陣の色々な顔が楽しめる。

もちろん、本人達もSNSには積極的なので、常に最新シリーズの出演俳優を番組とSNSでチェックして、本格ブレイクまで追っていくのも楽しいかも知れないし、過去のシリーズを遡ってみて、現在ブレイク中の俳優の初々しい姿を見るのもまた楽しいかも知れない。さらに、作品毎の設定、主題歌、脇役などを比較しながら見てみるのも面白いのでオススメだ。是非、あなたなりのスーパー戦隊ヒーローの楽しみ方を見つけてみて欲しい。

【あわせて読む】『孤狼の血2』白石和彌監督が語る、鈴木亮平&松坂桃李の凄まじさ「ヒドいやつだけど嘘はついてない」
AUTHOR

南 喜一


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