──澄田さんはかつてアイドル活動をされていましたが、元々アイドルに憧れて芸能界に入ったんですか？
澄田 この世界に入ったのはいろんな要素が重なっていまして。まず私、高校１年のときに交通事故に遭って顔面麻痺になったんです。運良く麻痺は３カ月で治ったんですけど、事故当時は「一生笑えないんだ」と思っていたのが笑えるようになり、しかも笑顔をすごく褒められるようになって。「癒しの笑顔だね」って言われたりしたので、いろんな人を癒せたらいいなと。そして高校２年のときに友達の影響で配信を始め、リスナーさんから「芸能界に興味はないの？」って聞かれたんです。
──そこで芸能界を意識し始めたと。
澄田 あと、その頃ドラマで観た石原さとみさんのコロコロ変わる表情が素敵だなと思って、「芸能界ってどんな世界なんだろう？」と。で、力試しでSTU48さんのオーディションを受けたところ最終審査まで進むことができたので、本気でチャレンジしようと思って上京しました。女優さんになれたらというのが一番ではあったんですけど、声を掛けていただいたのがアイドルグループの事務所さんでした。
──グラビアに挑戦したのはヤングジャンプの編集の方から声を掛けられたのがきっかけだったそうですね。
澄田 そうです。海でＭＶ撮影後に遊んだ写真をＳＮＳに載せたら声を掛けていただいて。アイドルを始めて２年目に入ったところだったので、仕事の幅を広げようと思って挑戦してみました。
──それにしてもたくさんの偶然が重なっていますね……！
澄田 そうなんです。事故に遭う前までは自分は介護士になるものだと思っていたし、自分の胸もコンプレックスだったんですよ。でもアイドルを経験し見られることにも慣れて、「コンプレックスも生かしたらいいじゃん」と前向きに考えられるようになりました。自分をより好きになれたのでグラビアをやって良かったなと思うし、偶然の巡り合わせには感謝しています！
──さて、澄田さんは自分をどういう性格やキャラだと思いますか？
澄田 根は真面目だけど、人を疑わなさすぎて危険なタイプですね。目を離した隙にとんでもないことになっちゃってる、みたいな。小さい頃から自由人でした。
