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UPDATE|2022/08/15

BTSの兵役問題で二分する意見「国民の義務を果たすべき」「経済効果優先」に

(C)AbemaTV,Inc.

『ABEMA的ニュースショー』を毎週日曜正午より生放送されている。8月14日(日)の放送では、韓国の人気音楽グループ・BTSのメンバーが今年の12月に入隊の期限を迎えることに際し、韓国国防相が「入隊後も活動の機会を与え、海外公演もできる可能性がある」と発言したことに着目。BTSが生み出す経済効果を優先することと、韓国国民としての義務を果たすことのどちらが国益となるのかを考えた。

【写真】BTSメンバーの兵役について考えた岩尾、ほか番組カット【2点】

番組MCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアは「僕は韓国の文化がわからないので、なんとも言えないですけど…」と前置きをした上で、「BTSは韓国の芸能史上でトップ。だから、今までの徴兵制度のルールは当てはまらないんじゃないの?と思った。さらに、今現在、戦争が起きているわけではないし…という風にも考える。一方で、『自分の家族は兵役に就いたのに、なんで彼らだけ免除されるの?』という声があがる気持ちもわかる」と自身の意見をコメントした。

また、BTSが生み出す経済効果として、ライブ1公演につき約1200億円にのぼることが紹介されると、お笑いコンビ・フットボールアワーの岩尾望は「兵役を免除することによって、何千億円もの経済効果を生み出すのであれば、そのお金が軍事費にまわる可能性もある。そうなれば、軍にとっても良いことなのでは?と感じる」とコメント。

さらに、岩尾は「BTSのメンバーが入隊する場合、他の入隊した人たちと全く同じ扱いなのか?個室が与えられたりするものなんですかね?」と疑問を浮かべると、千原ジュニアは「みんなと同じところに配属されるとしたら、その部隊も大変になるだろう。いろんな人たちからの反応もあるだろうし、その声からBTSのメンバーを守らないといけないだろうから…」と懸念を示した。

また、韓国の陸軍で徴兵を経験した男性がVTRで登場し、「まずは基礎訓練として、言葉遣い、姿勢、歩き方などの“矯正”からスタートした」と徴兵制度の実態を語ると、千原ジュニアは「お箸の持ち方の教育」について自身の葛藤を明かした。

千原ジュニアは「お箸の持ち方は綺麗な方が良いとされているので、親は子どもの箸の持ち方を“矯正”する。自分も子どもの頃に『何をそんなに!?』というくらい箸の持ち方について怒られたけど、これからの時代は『お箸の持ち方はそれぞれの個性』とする世の中になっていくのではないか」と一石を投じた上で、「自分の子どもも矯正用の器具が付いている箸を持たせられているが、なんとなく“怖い”と感じてしまった。お箸の持ち方は自由でもええんちゃうかな?と思う一方で、子どもの将来のためには矯正用のものを持たせている方がええのかな?と、自分でもハッキリわからへん部分もある」と苦悩を告白。スタジオの出演者からも「うーん…」と悩む声が上がった。

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