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UPDATE|2022/07/16

AKB48・下尾みうが、映画『美男ペコパンと悪魔』で一人二役に「私、本当にお姫様の役をやっているんだ」

下尾みう(C)2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会

フランスロマン主義の巨匠、ヴィクトル・ユーゴーによる幻想小説『美男ペコパンと悪魔』が世界初の実写映像化されることが分かった。また、主人公を俳優の阿久津仁愛、ヒロインをAKB48のメンバー下尾みうが演じることも発表された。

【写真】映画初主演となる阿久津仁愛と、長編映画初出演の下尾みう【3点】

『美男ペコパンと悪魔』は、ユーゴーによる紀行文学の傑作「ライン河(ライン河幻想紀行)」(1842)第二十一番の手紙に収録されている、神秘的で幻想的なライン河の風景を舞台とした幻想小説。長い間映像化は不可能とされてきたが、180年の時を越えて、世界初の実写映像化が決まった。

物語は、中世ヨーロッパを舞台とした原作の世界のアクション/ダークファンタジーと、今回新たに書きおろした現代日本を舞台とした高校生のラブストーリーとが、並行して進行。現代世界との二層構造となることで、現代の観客が、劇中で「美男ペコパンと悪魔」を読む亜美と一緒に中世ヨーロッパを舞台としたダークファンタジーの世界に入っていける構成となっている。

主人公のペコパン/青木隼人を演じるのは、ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズンでは主人公・越前リョーマ役を演じ、以降舞台・ドラマで活躍中の阿久津仁愛。ヒロインのボールドゥール/太田亜美役をAKB48の下尾みうが演じ、それぞれ一人二役を務める。

また、世界的文具メーカーぺんてる(株)の元オーナー堀江圭馬氏が40年間に渡り温めてきた構想を、映画『戦国BASARA‐MOONLIGHT PARTY‐ Remix』の鬼才・松田圭太監督が、最新VFXとCG技術を駆使して異形のクリーチャーを映像化し、その世界観を再現。

ユーゴーがイメージした幻想の世界の住人達である、青銅の巨人ニムロデ、カブトムシ人間、バッタ人間などの異形のクリーチャーは、SAZEN LEE、米山啓介、ムラマツアユミら新進気鋭のアーティストたちが結集して具現化した。

異形のクリーチャーは今後フィギュアとしても発売される予定で、7月24日(日)に幕張メッセで開催されるワンダーフェスティバル2022[夏]に出展し、その全容が明らかにされる。

▽ペコパン/青木隼人役:阿久津仁愛 コメント 

ペコパンと隼人は若干リンクしていて、二役別々だけれど、どっちもが寄り添っているように演じられたらいいなと思っています。隼人の時はスケボー、ペコパンの時は乗馬だったりアクションだったりと、やることが盛りだくさんな中、一つ一つ全力を出し切って撮影に臨ませていただいています。

見応えはめちゃくちゃあると思うので、皆さん楽しみにしていてください。僕も楽しみです。初主演映画ということで、不安もありますが、皆さんに最高な作品だと思っていただけるように頑張りたいと思いますので、ぜひ劇場に足をお運びください。

▽ボールドゥール/太田亜美役:下尾みう コメント

二役を演じるのは初めてです。絵本でよく見る憧れの女の子と、現実の等身大の女の子の二人を演じるので、見ている方に、「あっちょっと変わったな」と思ってもらえるように頑張りたいと思っています。

ボールドゥールの衣装は、足が隠れるロングスカートが多くて、いつもスカートを持って移動して、「私、本当にお姫様の役をやっているんだ!」と実感しています。

短編の映画を撮ったことはあるんですけど、映画館で上映される長編の映画は初めてなので、ドキドキしています。舞台などには立って演技経験はそれなりに積んできたと思うので、今の段階での集大成を見せられたらと思います。お楽しみに!

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