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UPDATE|2022/04/02

アプガ(仮)が1日6本のMV撮影を語る「ペインティングでは途中からみんな自分の体がキャンバスに」

『僕らのVoyage』MVメイキングカット

アップアップガールズ(仮)が6本のMVを1日で撮影するという企画に挑戦した。監督はそれぞれ別の若手クリエイターが務め、メンバーも担当スタッフとしてそれぞれのMVに付いた。MVの公開にあわせて、ENTAME nextでは、アプガ(仮)メンバーと、それぞれの監督に直撃インタビュー。MVに込めた思いを聞いた。5回目の今回は『僕らのVoyage』のMVの担当メンバーの青柳佑芽、そして桑田吏功監督のインタビュー。

【写真】メンバーが自由にペインティング、『僕らのVoyage』のMVメイキングカット【12点】

――『僕らのVoyage』のMV監督を務めた桑田さんの自己紹介をお願いします。

桑田 今、大学3年生で今年から4年生になる桑田吏功です。一昨年、コロナ禍に入った自粛期間に映像を始めて、少しずつミュージックビデオや企業のPVなどを撮り始めて今に至ります。

――『僕らのVoyage』のMVはアートがテーマで、青柳佑芽さんが担当スタッフとなりました。監督と青柳さんとのディスカッションでどんな意見が出たんですか。

青柳 『僕らのVoyage』は聴かせる曲だったりするので、アートっぽくきれいなMVになるんじゃないかなっていうのはありました。

桑田 楽曲自体かっこいい感じがあったので、それをどうやってアートと結びつけるかを考えました。ダンスシーンでかっこよさを表現して、あとみんなでペインティングしてるシーンでかわいさだったりメンバーの素の表情を撮ろうという形にしたんです。

青柳 監督が大枠は決めてくださってて、みんなでペインティングするって案は先に出していただいてたんです。私は、ペインティングするなら絶対メンバーカラーがいいって言ったり、あと全然実現しなかったんですけど、プールで踊りたいとか完成した絵ぶち破ってメンバーが出てきたいとか破天荒なことを言いました(笑)。

桑田 (笑)。でっかいキャンバスにみんなで絵を描いていくみたいなことは決めていたので、その他の要素を青柳さんに相談したんです。実際に使用した白いワンピースは、青柳さんのアイデアでした。

青柳 あ、そうでした(笑)。プールって言いましたけど、完成したMVを見たら映像の効果や照明でほんとに海にいる感じになっててすごく感動しました。

──海にしたいというのは、どこからの発想だったんですか?

桑田 『僕らのVoyage』の曲のテーマが出航とか航海って意味があるのと、泳いでる魚のダンスみたいなのもあったりして水と関係性があるなと思ったんです。なので、僕も水はどうにかして取り入れたいと思ってて、それで照明とかで水面っぽい感じを出して水を表現しようと思ったんです。

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