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UPDATE|2022/03/30

アプガ(仮)が1日6本のMV撮影を語る「曲のメッセージを情熱的に伝えたいとエアバンドを選択」

『アルストロメリア』MVメイキングカット


――撮影は、黒バックで白のライティングのモノトーンで、メンバーが実際に楽器を持ってのエアバンド演奏を繰り広げましたね。

長谷川 今回、2パターンの陣形で撮影したんです。ひとつはバンドの配置を円陣にして、内側を向いてメンバー同士で歌い合うもの。もうひとつは通常のバンドみたいな感じで、正面を向いて画面に向かって歌うもの。それは、メッセージを伝える相手っていうのは、ファンの方はもちろん、自分の仲間に伝えるっていうのもあるのかなって思いからでした。ステージに関しては、メッセージを伝えるときの真剣な表情や、仲間で笑顔を見せ合ってるところを撮りたかったので、明るいのに陰影がはっきりして、なおかつ円陣の配置に合う光を考えたときに黒い背景に白い光のライティングがいいなと思ったんです。それによって、メッセージが強く伝わるのかなって思いました。

関根 最初にスタジオを見た瞬間、お〜かっこいい!って思いました。今、監督が言ってた意味合いを知らなかったんですけど、撮影してるとき、メンバーに伝えよう、みなさんに伝えようって意識で自分はやってました!

長谷川 よかったです。でも円陣になる最初に、お互い思い合って歌ってくださいってお話しはしましたね(笑)。

関根 あら? あの日はバタバタで…すみません(笑)。秘かに解釈が一致してて安心しました(笑)。でもアプガ(仮)のライブの照明はメンバーカラーを意識して作っていただくことが多いので、白いライトだけってすごく意識が集中しやすかったです。

──エアバンドでお2人はボーカルのポジションでしたが、他のメンバーのエア演奏で、誰がハマってた思いますか?

関根 みんな初めて触る楽器だったので、楽器ごとに指導してくださる方がいたんです。全員よかったんですけど、小山星流がすっごいひたむきにドラム向き合ってたんです。星流はずっと練習してて、うまくいかず涙を流しながら叩いてるときもあって。それに自分も感化されて、ボーカルで負けてらんない!って熱が入りました。

住田 私は、鈴木あゆのベースがめちゃめちゃカッコよかったです。円形のとき、隣でほんとにベースやってる人みたいで目がキラッキラだったんです(笑)。目を合わせた瞬間、私も気合が入りました。

――完成したMVの手応えは?

長谷川 思い描いてたものはできました。みなさんにぜひ楽しみにしていただきたいです。

関根 私が第一に思ったのが、大切にしたいメッセージの力が映像からすっごく感じられて思わず見入っちゃいましたね。真剣勝負で撮影に挑んだメンバーのかっこよさが、しっかり見れると思います。あと、最後の方にさっと現れるアルストロメリアの花がちょーよかったです。そのあとにスタッフロールが出たり、1本ドラマ見終わったかのような充実感がありますね。このMVを通して『アルストロメリア』を、アプガ(仮)を、メンバーひとりひとりのことをもっともっと好きになってもらいたいです。


▽『アルストロメリア』MV
https://youtu.be/0hzrUqt4Ha0

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