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UPDATE|2021/12/16

小片リサが「発声からしてレベルが違う」“伝説”のOGとの共演で学んだ、ソロとしての在り方

小片リサ 撮影/荻原大志

道重さゆみ、田中れいな、夏焼雅、鈴木愛理らがハロプロOGが所属する「M-line club」の「M-line Special 2021~Make a Wish!~」。2021年1月からの超ロング公演となり、コロナ禍においても盛り上がりを見せたこのツアーの見所を、ハロプロファンでもあるM-line1年生の小片リサが解説。

>>ソロアルバムへの想いを語った前編はこちら

【写真】ソロとしてリスタート、小片リサの撮りおろしカット【10点】

──M-lineのツアーが盛り上がっているという話をよく伺います。どういった点がファンに支持されているのでしょうか?

小片 「M-line Special 2021~Make a Wish!~」は今年1月からずっと続いている、ものすごく長いツアーなんですよ。私は今年の6月からM-lineの一員になり、途中からの参加ではあるんですけど、このツアーは本当にすごい。というのも、毎公演、参加メンバーが違うし、ハロプロの曲やソロ活動での曲を組み合わせたりとセットリストも全然違うんです。

──なるほど。でも、そうなるとハロー!プロジェクトの曲を現役メンバーが披露するハロコンと、どこが大きく違うんですか?

小片 これは個人的な意見なんですけど、M-line Specialでやる曲ってハロコンよりもマニアックな傾向がある気がするんです。昔からハロー!プロジェクトを応援している方ならニヤリとするかもしれませんし、最近の若いファンの方は新たな発見があると思います。たとえば鈴木愛理さんなんてソロになってすでに4年くらい経っているから、そうするとファンの方の中には℃-ute時代をまったく知らないというケースもあるらしいんですね。そう言う方がM-lineのツアーを観ると「ハロプロはあまり知らなかったけど、いい曲が多いね」みたいな声をくださるそうなんです。

──小片さんは生粋のハロプロファンですし、以前からFCイベントなどでマイナーな曲を披露していましたよね。

小片 そうなんです(笑)。なので私からすると夢のような空間ですね。M-line Specialは日替わりの座長が「こういう流れで、全体曲はこれ」みたいな感じで大枠をプロデュースし、その上でソロで披露する曲は自分で決められることが多いんです。鈴木愛理さんが座長だった中野サンプラザ公演では、鈴木さんと2人で歌う曲があったんですけど「この曲がやりたいです」と何曲か候補を渡し、鈴木さんと一緒に考えながら決めていったりもしましたね。

──自分でカバーする曲を決められるというのも、ハロコンとの大きな違いになりますかね。

小片 つばきファクトリー時代は、ハロコンのシャッフルユニットで可愛らしい曲にあたることがほとんどなくて。合うタイプの子がたくさんいるのも分かるけど、正直うらやましいなと感じたこともありました。なので、M-line Specialでは可愛い曲が合うメンバーとのユニットはここぞとばかりに選曲していました(笑)。

CREDIT

取材・文/小野田衛 撮影/荻原大志


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