「80年代風アイドル」をコンセプトに昨年からソロ活動を開始させている新井ひとみ。中森明菜や太田貴子、松田聖子などの仕草や口調などを徹底研究し、新たなファンを獲得している。連載2回目は、ソロ活動をしてみて分かった東京女子流の存在から、ソロ活動での目標について語ってもらった。(2回連載の2回目)
前編から続く──ソロ活動を始めて約4カ月が経ちましたが、ソロになって改めて感じたグループの良さは何ですか?新井 4人だからこそ分かち合えるものがありますし、メンバーが支えてくれるありがたみが、ソロをやっているとひしひしと感じます。それに、みんな応援してくれるんですよね。前回の華やかな衣装は(山邊)未夢が作ってくれましたし、(中江)友梨も(庄司)芽生も、ライブが終わってはける時に言う「それではドロンします! バイビ~!」にハマってくれて、東京女子流の現場でも真似してくれるんですよ。微笑ましい限りです。
──東京女子流とは、イベントやライブに集まるファン層も違いますか?新井 もともと私のファンだった親衛隊(新井ひとみファンの呼称)の方もいらっしゃいますし、中には80年代に実際アイドルの親衛隊をやっていた方もいらっしゃるんです。その方たちは本格的な特攻服を着ているんですよ。『クリィミーマミ』や太田貴子さんのファンの方など、私を知らない方も観に来てくださいますので、良い出会いだなと思います。