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UPDATE|2020/02/18

女子高生ミスコンで芸能界入り、新人女優・福田愛依が語る「大人になる準備期間」

福田愛依 撮影/松山勇樹


──中でも印象的だったバラエティ番組は何ですか?

福田 どのバラエティ番組も鮮明に覚えているんですけど、最初に出た『サンデージャポン』(TBS)は、生放送で爆笑問題さんとの掛け合いもあるので、すごく緊張しましたし、強く印象に残っています。

──大御所の芸人さんと共演する機会も多いですよね。

福田 ダウンタウンさん、笑福亭鶴瓶さん、明石家さんまさんなど、ずっとテレビで観ていた芸人さんとご一緒させて頂きました。大勢の出演者がいらっしゃると会話に入るタイミングが難しいですし、私にスポットが当たる時間を与えられたら自分の力を発揮しなきゃいけないですし。たくさん出させてもらったからこそ分かってきたことも多くて、長く芸能界でやってきた方はすごいなって尊敬します。

──高校卒業後は上京して一人暮らしを始めたそうですがホームシックはなかったですか?

福田 最初はめちゃめちゃありました! ただ福岡のお仕事をたくさん頂いているので、時間に余裕があると実家に帰っています。そうやって定期的に福岡に帰られることが、私の大きなエネルギー源になっていますね。今は一人の時間も大切だなと思うので、一人暮らしにも慣れました。

──昨年から「私の卒業」プロジェクトという、今後注目される俳優、女優を応援していくプロジェクトに参加しています。

福田 オーディションで選ばれた16名のキャストが、ワークショップを通して短編ドラマ4本の配役を決めていくんですけど、みんな同世代なので刺激的でした。普段はとても明るい雰囲気なんですけど、ワークショップは緊張感がありました。監督さんが言ってくださったことに臨機応変に対応できるか、どこまで演技について深く考えられるかが試される場なので、オーディションよりも濃ゆい時間でしびれました(笑)。

──短編ドラマは「卒業」をテーマにしたラブストーリーですが、演じる上で意識したことはありますか?

福田 もともとラブストーリーは映画でもドラマでもコミックでも好きなので、それを見て考えたことなどを活かして演じました。

──ラブストーリーでお勧めの作品は?

福田 映画だと『君に届け』が大好きで40回ぐらい観ています。次がどんなシーンか分かっているのに、観るたびに泣いてますね(笑)。涙活にピッタリの作品です。ドラマだと『5→9〜私に恋したお坊さん〜』で、キュンキュンするんですけど、男性女性それぞれの視点で観ることで苦しい気持ちも理解できるんですよね。

──最近ハマっていることは何ですか?

福田 私、食べるのが大好きなんですよ。一人暮らしを始めてから自炊、外食は半々なんですけど、一人焼肉、一人寿司、一人焼き鳥などもします。
AUTHOR

猪口 貴裕


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