──ご自身でのテレビ界への進出も考えたりしますか?
かとゆり それは別にないですね。そもそもインフルエンサーがテレビに出ていくのは難しいんじゃないですかね? でも出られたとしたら、恋愛家のエピソードトークは結構あるつもりです。
──そのエピソード群がいつかどこかで生かされる日がくるかもしれませんね(笑)。
かとゆり 相手がやばいエピソードも、私がやばいエピソードもいっぱいあります(笑)。例えば同棲していた頃の話なんですけど、深夜に飲みに行くたびに毎回私のお願いに応えて迎えに来てくれる優しい彼だったんですよ。
その日もいつも通り迎えに来てくれたんですけど、私は迎えをお願いしていたことを忘れて、彼と入れ違いで先に家に帰っちゃったんです。帰ってきてから思い出したんですけど……怒られるのが怖くなって家の鍵を全部閉めちゃったんです(笑)。わざわざチェーンもかけて。
──同棲している家なのに(笑)。
かとゆり 案の定、帰ってきた彼に扉の外からブチギレられたんですけど、部屋に閉じこもって会えない状況を作り出して。そうしたら彼が警察を呼び始めたので、さすがにと思って鍵を開けて。最終的に裸足で引きずり出されて、朝5時に外を裸足で歩き回っていたっていう話です。
もう昔の話ですけどね。さすがに今は屋外で叫ぶとか、目立つようなことはしていないです。年齢的にも落ち着いてきたので、多少は誠実に暮らせていると思います(笑)。
──ほか恋愛エピソードたちが披露されるのを楽しみにしておきます(笑)。さて、写真集のお話に戻りますが、今後、2nd写真集、3rd写真集と続く可能性はありますか?
かとゆり まったく分からないですね。やらないかもしれません。というのも、グラビア自体を今年くらいで辞めるつもりで。
──それはどうしてでしょう?
かとゆり もう目標が叶ってしまっているので、ずるずる続けるのもダサいかなって。これ以上続けると今度は“グラビアアイドル”という肩書きになってしまうので、それはちょっと違うかなと思っています。もちろん、何が起こるか分からないですけどね。
(取材・文/山田健史)
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