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UPDATE|2024/06/04

映画『朽ちないサクラ』完成披露試写会に主演・杉咲花、萩原利久、安田顕らが登壇

(C)2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会



泉(杉咲)の上司で元公安の富樫隆幸役の安田は「杉咲さんとは世間話をしようと思って『昨日何食べた?いい天気だね?』と本番直前まで話しかけてしまい、集中力を欠けさせてしまったかも…」と反省しつつ「杉咲さんは普段は奥ゆかしさを持っている方で、かつお芝居に対して魅了な答えを瞳の奥にお持ち。一緒に対峙して芝居するのが光栄でした」とリスペクト。

杉咲は「悲しいシーンや苦しいシーンが多い中、安田さんはご自身が映っていない場面でも目の前にいて同じ熱量でいてくれて、心がかき乱される瞬間があって助けられました」と信頼を寄せていた。

『帰ってきた あぶない刑事』に続く長編映画監督作2本目となる原監督。「『あぶ刑事』はふざけつつもポップに展開する映画だが、こちらは骨太なサスペンスミステリー。すでに見てくれた方からは、同じ監督とは思えない!情緒どうなってるの?と言われるが、それくらい違います。でも両方とも100%の力を出して撮りました」と手応えを得ていた。

一方、原作者の柚月は完成した本作について「映像ならではの魅力があり、演技、音楽、桜の美しさを大きなスクリーンで味わう感動と面白さがある。色々な意味で映画の素晴らしさを感じる作品」と太鼓判を押していた。

また本作のストーリーや本作のキャッチコピーにちなんで「自分のここを信じて!」と自信を持って言えるものを発表。これに杉咲は「10分前到着」というも、安田は「え?どうだろう?渋滞があったらどうするの?」と疑問を口にして場内爆笑。杉咲は「それは…あります。でも基本的には10分前到着です」と照れ笑いだった。

萩原は「一度好きになったものは割とずっと好きでい続ける。バスケ好きなのでNBAのウォーリーアーズを応援するのは裏切らないと思う」と宣言。豊原は「酒飲んだ後に後輩に作るメシはバズレシピには勝てそう」と手料理に自信。これに萩原が「いつか食べてみたい」とおねだりすると、豊原は「その代わり、朝まで飲むよ?」とオールナイトを予告していた。

一方、安田は「飼っている犬に向き合っている時の自分にウソはないです。人ほど不確かなものはない。信じるから騙される。人ほど不確かなものはないからこそ、色々なエンターテインメントが生まれるのであって…」と熱弁。すると豊原から「なんかあったの?」とすかさずツッコまれていた。

最後に原監督は「この映画は、それぞれの正義が重なり合って事件が進みます。俳優部とスタッフと一生懸命作った渾身の『朽ちないサクラ』です。多くの方々に広げていきたいです」とアピール。

主演の杉咲も「捜査権限を持たない一人の女性が公安の闇に立ち向かう壮大なテーマの中に、人の機微が映し出された映画です。泉は大切な人を傷つけてしまい、そんな泉のことを好きにはなれない方もいるかもしれない。でも自分なりの方法で責任を取ろうとする姿を見つめた時に、自分は他者とどう付き合っていきたいのか問われる気がして、そんなことを考える2時間があってもいいのではないかと思いました。『朽ちないサクラ』を皆さんがどんな風に感じてくださるのかとても楽しみです」と観客たちのリアクションに期待を込めていた。

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