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UPDATE|2024/06/03

大人の色気が“沼すぎる”と話題、『アンメット』岡山天音「湿度まで伝わってくるような生々しさが好き」

『アンメット ある脳外科医の日記』岡山天音

杉咲花主演の月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)第8話が6月3日(月)に放送される。今回、第8話場面カットと岡山天音からのコメントが到着した。

【写真】綾野(岡山天音)ほか、第8話場面カット【7点】

本作は、事故による後遺症で過去2年間の記憶がない脳外科医のミヤビ(杉咲花)が、同じ脳外科医でアメリカ帰りの三瓶(若葉竜也)と出会い、医師としての自分を少しずつ取り戻して行く、新たな医療ヒューマンドラマ。

第7話では、抗てんかん薬の量を増やしたことでミヤビ(杉咲花)の記憶障害がわずかに改善するも、しばらくすると記憶錯誤の症状が出始める。しかし、ミヤビは頭の中に記憶が残っていることで、昨日が今日につながっていることがうれしく、その喜びを手放したくないと、自分なりに努力を重ねる姿が描かれた。

また、医師としての今の自分に不安を抱えながらも、それを乗り越えたいミヤビは、三瓶(若葉竜也)に「頼っていいですか」と素直な思いを吐露。不安な気持ちとは裏腹に、前向きに生きようと明るい笑顔を見せるミヤビの姿と、ミヤビの言葉に「うん」「うん」と相槌で応える三瓶の姿に視聴者も反応。

SNSには「2人のやりとりが最高」「今までミヤビちゃんに寄り添ってきた気持ちが通じたね、三瓶先生」「ずっと幸せでいてほしいと思った」と、2人を応援するメッセージが寄せられた。

そんななか、対照的だったのが第7話のラストシーン。ミヤビの脳裏に、三瓶から「僕たちは、婚約していました」と、打ち明けられたシーンがフラッシュバック。次週、否が応でも三瓶を意識せざるを得ない状況になりそうな一方で、政略結婚を前提に付き合っている綾野(岡山天音)と麻衣(生田絵梨花)のカップルは、突如、麻衣が「結婚するのやめよう」と別れを切り出す衝撃の展開に。その言葉に呆然としながらも、婚約者の真意が分からず険しさをにじませる、大人の色気漂う綾野の表情が話題を呼んだ。

これまで、麻衣という婚約者がいながら、三瓶が丘陵セントラル病院に着任すると、かつて想いを寄せていたミヤビをまだ気にかけている素振りを見せていた綾野。一方で、大迫(井浦新)の従順な部下として出世街道をひた走り、その地位を盤石なものにするための婚約と思われていたが、その政略結婚の裏には経営難の実家「綾野病院」を救う目的があったことが発覚。

さまざまな事情と思いの中で揺れていて、一体どれが本当の顔なのか分からないほど、多彩な表情を見せてきた綾野が、徐々にその本質を露わにしてきている。そんな綾野のカメレオンぶりを見事に演じているのは、実力派俳優として話題作に引っ張りだこの岡山天音。

SNS上でも、「ナチュラルな演技なのに、作品によって全然違う。今回は怪しげながらも切なそうで、色っぽさもあり」「若葉竜也さんと岡山天音さんの静かな熱量がかっこよすぎる。このキャスト陣のアンサンブルが毎週観られるのはご褒美でしかない」「天音くんのセリフなしの表情での演技、本当にすごい」と、登場するたびにその演技を絶賛するコメントが飛び交っている。

岡山によると今作の反響は大きいようで、「いろいろな方からリアクションをいただけてありがたいです。今日も、外食していたら店員さんから声をかけていただきました」と笑う。

さらに、「綾野は様々な物語を抱えた複雑なキャクラターだと思うので、そういった部分がドラマの中のノイズではなく、引きの一つとして機能するよう色々と考えました」と教えてくれた。物語が進むにつれ、三瓶を演じる若葉とのシーンも増え、「三瓶先生がいつも食べているグミがずっと気になっていたのですが、この間ついに若葉くんから分けてもらいました。僕は好きです」と、念願が叶ったことも明かした。

麻衣との今後が気になるのはもちろん、今夜放送の第8話では、実家である綾野病院を経営する父・勲(飯田基祐)が事故で脳に後遺症を抱え、綾野は運命に導かれるように、勲が担っていた過疎地医療の現実を目にすることに。

その見どころについて、岡山は「綾野や麻衣の新しい側面が次々と発露していきます。観てくださる皆様の日常に、仄か(ほのか)でも彩りが加わるような回になっていればと思います」とコメントを寄せた。


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