FOLLOW US

UPDATE|2024/03/16

AMEFURASSHI、新章の始まりを感じさせたワンマンライブ『FLWRS』を開催

PHOTO:笹森健一

4人組ガールズ・グループ AMEFURASSHI(アメフラッシ)が、3月15日(金)、東京・EX THEATER ROPPONGIでワンマンライブを開催した。

【写真】AMEFURASSHIワンマンライブの様子【37点】

今年初となるワンマンライブのタイトルは『FLWRS』。昨年夏の新宿ReNYでの『梅雨祭 2023』、そして、年末の品川ステラボールでの『Bad Girls Story』をソールドアウトさせた勢いのまま、満を持して挑んだ本公演でもソールドアウトを達成。昨年のSNSでの動画のバズ効果もあり、着実にファン層を拡大させて、今回のEX THEATER ROPPONGIのステージに立った形だ。ここでは、AMEFURASSHIの新章の始まりを感じさせたワンマンライブ『FLWRS』の模様をお届けする。

今回のワンマンライブ『FLWRS』は、四季を彩る花が重要なキーワードとなっており、季節ごとの4ブロックに分かれた構成となっていた。まず、オープニングの季節は「冬」。花が咲く映像が映し出される中、opening SEに乗って、コートを羽織ったメンバーがステージ後方の台上に登場。4人のシルエットが映し出されると、会場からは大きな歓声が上がった。

そして、モニターの映像が、花から廃工場へと切り替わり、1曲目は『SPIN』でスタート。MUSIC VIDEOの世界観を再現すると、吹雪の映像が流れる中、クールなダンスナンバー『SENSITIVE』、『Love is love』へと続く。さらに、鈴木萌花がソロ曲『Snow Drop』を披露し、他の3人がダンサーとして、鈴木のパフォーマンスを盛り上げた。

そして、レーザーに煽られながら、クラップで盛り上がる『DROP DROP』で、「冬」ブロックは終了。続いて、モニター映像が桜吹雪に切り替わり、季節は「春」へ。小島のソロでのダンスパートを挟み、コートを脱いで衣装チェンジした4人は、『メタモルフォーズ』、『グラデーション』と、春の到来を感じさせるような明るくポジティブなメッセージソングで、客席を盛り上げてゆく。特に、『メタモルフォーズ』の間奏部分でのジャンプで、会場中のペンライトが縦に大きく揺れる景色は圧巻だった。

そして、「ダラディギドンドン!」というコールとフリがおなじみの『Magic of love』、『Batabata Morning』とライブの定番曲が続くと、初期の人気曲『バカップルになりたい!』へ。4人それぞれがバッグを持って、台上で踊る振り付けとパフォーマンスが印象的だった。ここ最近のクールな楽曲が並ぶセットリストの中に、突然組み込まれたキュートな初期曲は大きなアクセントに。

リリースから時を経て、大人になったメンバーが歌う『バカップルになりたい!』は、「春」ブロックの中でもひと際大きな声援が上がり、存在感を示していた。そして、青い照明と雨の映像の中、愛来がソロでR&Bナンバーの『Blue』を披露。その歌唱力でファンを魅了したところで、再び4人が揃い、『One More Time』、リアレンジして配信リリースされた『差し出された手をあの時握ってたら運命変わってたかな?』へと続く。

この曲では、真っ直ぐな眼差しでステージ前方で歌う4人の表情を温かく見守るファンの姿が印象的だった。まさに、これからの季節にぴったりな、新生活の始まりに背中を押してくれるような応援歌で「春」ブロックを締め括った。


RECOMMENDED おすすめの記事