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UPDATE|2024/02/25

“ほっそりバズボディ”片岡未優「正統派アイドル時代、過度な露出はダメ。ただ私だけOKでした」

撮影/松山勇樹


――それまでダンス経験はあったんですか?

片岡 小学1年生のときからヒップホップをやっていました。ダンスをやるギャルって多いじゃないですか(笑)。ただケガでやめていたんですよね。

――2013年11月に結成した「あぃ♡かちゅ」が実質的なアイドルデビューですか?

片岡 その前に研究生の中で結成したグループ「BUN☆BUN!」で活動していたんですけど解散して、残りのメンバーでできたのがあぃ♡かちゅなんです。中学時代はアイドル活動中心の生活で、一番大きい会場だと名古屋 CLUB QUATTROでワンマンライブをやりましたし、よく東京遠征もしてました。

――当時、あぃ♡かちゅは着実にファンを増やしていた印象でしたが、2016年9月に解散します。

片岡 高校生になったぐらいから、もっと有名になりたくて、上京したい気持ちが強くなって、メンバーに「辞めたい」って相談したんです。そしたら他のメンバーも、私が辞めるなら、もうやらないという意見だったので解散しました。解散ライブは名古屋LIVE HALL M.I.Dでやったんですが、たくさんファンの方が集まってくださって、めちゃくちゃ泣きました。

――解散を決めたときに、その後のビジョンはあったんですか?

片岡 その時点では何も考えていませんでした。上京することだけは決めていて、声優さんも好きだったので、声優の学校に行くか、またアイドルになるかで迷っていて。とりあえずアイドルのオーディションを探していたら、オーディションを見つけて。声優のレッスンもやっているって書いてあったから、高校3年生のときにオーディションに応募したんです。

――オーディションを受けたのはその一つだけだったんですか?

片岡 ちょうど乃木坂46さんも募集していたのでお母さんに相談したら、「どっちかにしないとどっちも落ちるよ」と言われて、声優のことも学べるそのグループを受けたんです。結果的に、お母さんの言う通りにして良かったです。

――それまでのアイドル経験は、活きましたか?

片岡 オーディションに合格して、覚える曲が10曲以上あったんですが、初めてのレッスンに参加するときに完璧な状態で振りを覚えて行ったんです。それをスタッフさんが見て、「もうステージに出せるね」と言ってくれて、告知なしでステージデビューしました。
AUTHOR

猪口 貴裕


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