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UPDATE|2024/02/24

『ゴッドタン』でブレイク・たけうちほのかの覚悟「失うものもない、元カレも出しちゃおうかなと(笑)」

たけうちほのか 撮影/松山勇樹



──本番はいかがでしたか。

たけうち ヤバかったですね。あまり緊張しないタイプなんですけど、『ゴッドタン』の収録は本当に緊張して。私一人じゃなく、他にも女の子がいるから戦場だし、その中で爪痕を残さないといけない。プラス憧れの芸人さんがいて、話を振られたら返さないといけない。もう汗でビショビショでした。でもダイアンさんとマジでケンカして、収録後に「気持ちいい!」ってなって、そこからバラエティの火がつきました。ただ、それから「第2の松丸オーディション」(2023年4月2日)まで期間が空いたので、おそらくメンバーさんもスタッフさんも私が出演したことは忘れていたと思います。

──「第2の松丸オーディション」もオーディションですか?

たけうち そうです。そのときもアンケートで書いた「最近ムカついたエピソード」を即興で喋るみたいなオーディションでした。

──本番でもエピソードトークの仕上がりは素晴らしかったです。

たけうち ずっと『ゴッドタン』を見ていたので、こういう切り返しがいいのかなとか、ここの発言が使われるんだろうなみたいなのは何となく計算していました。当日は「第2の松丸オーディション」で結果を出せなかったら、児童指導員一本に絞ろうという覚悟で臨みました。

──『ゴッドタン』って絶対に展開が逸脱していくじゃないですか。自分の思っていた展開とは違う方向に行っているなとは感じませんでしたか?

たけうち 完全に思ってない方向に行きました。プチ整形したことも、お兄ちゃんのことも言うつもりはなかったですしね。でもがむしゃらだったので、良い返しができたなと思いました。

──「変なおじさんダンスバトル」では、松丸アナに引けを取らないぐらい全力で取り組んでいる姿が衝撃でした。

たけうち あれは天性のものですね。特に練習もしなかったですし、完全に降りてきました。ただ「変なおじさんダンスバトル」まで残れたら、絶対に勝てる自信はありました。自分の動きに勝てる人はいないと思っていたので(笑)。小学校のときから、家族を笑わせるために、おちゃらけた変な動きをしていたんですよ。それが活きましたね。ドリフも大好きでしたし。

──放送後の反響はいかがでしたか。

たけうち すごかったです。放送直後にゴールデンのオファーもありましたし、『天才たちのドッキリ 叡智のムダ使い』(TBS)という番組で、憧れだったドッキリにもかけられました。家族からも、「ついに竹内家の主役が来たね」みたいな(笑)。いつも家族内では私がムードメーカーなんですけど、芸能界ではお兄ちゃんが主役みたいになっていますからね。

──生活は一変しましたか?

たけうち 日々の生活がガラッと変わったりはしてないですけど、街で気づかれることが増えましたし、それまで「竹内涼真の妹」だったのが、「たけうちほのかちゃんだ!」と名前を呼ばれるようになりました。お兄ちゃんも、「たけうちほのかのお兄ちゃんだ」って言われることもあるらしいです。

──『ゴッドタン』の昨年7月16日放送回では、タイトルに「たけうちほのかをちゃんと知ってんのか!」という冠まで付きました。

たけうち うれし過ぎて、タイトルをスクショしまくって、待ち受けにしていました。スタッフの方が、私のために「企画を書く」って言ってくれたので、夢みたいな話でしたし、これからも『ゴッドタン』に出続けたいですね。

AUTHOR

猪口 貴裕


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