──PRやタイアップだと、戦略的に投稿する必要がありますよね。
たけうち そこは事務所の方と話し合って、お仕事としてインスタグラムをやっていました。最初は苦じゃなかったんですけど、性格的にやれって言われるとやりたくなくなっちゃうんです。それでインスタが嫌になって、それまでは1日3件ぐらい投稿していたのが、仕事以外の更新をしなくなっちゃって、よく事務所に怒られていました。プライベートでインスタをやってたときは、好きな写真を載せていたんですけど、タイアップとなると撮影方法を細かく指示されるので、嫌になってきちゃうんですよね。自由な性格なんで、指示されるのがとにかく嫌で……。
──インスタグラマー同志で横の繋がりはあったんですか?
たけうち ぼちぼちありましたけど、そこまで新しい友達を作るタイプじゃないので、積極的ではなかったです。
──モデル活動のほうはどうだったんですか。
たけうち 雑誌や広告の仕事をいただいていましたけど、撮られることが苦手なんです。今もそうなんですけど、ずっと恥ずかしいと思いながらモデルの仕事をしてました。
──当時からバラエティに出たい気持ちはあったんですか?
たけうち 芸能界に入ってから、芸人さんとお仕事がしたいと思うようになりました。それまでは私なんかが、芸人さんとお仕事できる立場じゃないと思っていたんです。というのもオタクまでは行かないですけど、高校時代はヨシモト∞ホールに毎週通うぐらいお笑いが好きで。当時はニューヨークさんの漫才を目当てに見に行ってたんですけど、他の芸人さんもチェックするようになって。だから芸人さんへのリスペクトが強いんです。今、過去にヨシモト∞ホールで見ていた芸人さんと共演することもあるので、すごいことだなって思います。
──2020年4月から昨年3月までの3年間、『CULTURE RADIO via TOKYO』(ZIP-FM)でナビゲーターを務めましたが、これはどういう経緯で決まったんですか。
たけうち 芸人さんのラジオを聴くのも好きだったので、事務所に「ラジオをやりたい」って伝えていたら、「名古屋のZIP-FMで新番組のオーディションがあるから受けてみないか」というお話があって。名古屋まで行って受けたら合格して、もともと1年間の出演だったんですけど、評判が良かったのか、3年務めさせていただきました。