FOLLOW US

UPDATE|2024/01/28

乃木坂46、中西アルノが座長のアンダーライブが開催「今ここにいることに誇りを持っています」

乃木坂46


最後の曲に移る前に、座長の中西が「私は乃木坂に加入してから、もうすぐで2年になるんですけど、やっと少しずつ周りのことも見れる余裕ができてきたなと思います」と現在の心境を口にする。彼女は「このライブを作るのにたくさんの方が関わってくださっていて、その方々みんなの期待に応えるために走り続けた3日間でした」と今回のライブを振り返りつつ、「その中で、たくさん自分自身と、アンダーライブと、アンダーメンバーと、乃木坂46と向き合ってきました。みんな優しくてあったかくて、努力家で。それに加えて、こんなにたくさんの愛を送ってくださる(ファンの)方々がいっぱいいて。乃木坂46って最強なんですよ。だから、私たちもこのアンダーライブ、史上最強を更新し続けます。最後の最後まで、見届けてください」と気持ちを込めて宣言。

その思いを形として表すように、34thシングルのアンダー楽曲『思い出が止まらなくなる』を、笑顔を振りまきながら全力でパフォーマンス。最後に中西は「全部出し切ったって言えるライブができたと思います。私たち14人は選ばれてこのステージに立っています。私は今ここにいることに誇りを持っています」と息を切らしながら伝えて、ステージを降りた。

アンコールはメンバー一人ひとりの直筆メッセージと「アンダーライブ 3日間本当にありがとうございました」の言葉とともに、『誰よりそばにいたい』からしっとりとスタート。14人の気持ちがたっぷり込められた歌声で会場を優しく包み込み、メンバーがギュッと寄り添うエンディングでは中西が感極まる一幕も。そこから『ロマンスのスタート』『あらかじめ語られるロマンス』で場の雰囲気を一変させ、再び熱気に満ちた空間を作り上げる。

最後のMCでは清宮が「私、当たり前に感じちゃっていたんですけど、ファンの方が私たちを求めてくれることにすごくありがたいな、改めてすごく恵まれているなって気持ちでいっぱいになりました」、矢久保が「私たちはアンダーメンバーという名前が付いているので、かわいそうと思われている方がいるかもしれないけど、私たちはこんなに求めてもらえて、こんなに声援をいただけることが本当にうれしいんです」と思いを告げ、伊藤も「アンダーメンバーって一人ひとりが悔しさとか複雑な心境とか葛藤とか持っているけど、その思いをステージにぶつけて、皆さんにこうやって受け取ってもらえることが幸せなんです」とポジティブな思いを伝える。そして、最後にステージ上のメンバーと観客がひとつになって『乃木坂の詩』を歌い、新たな伝説を作り上げた「34thSG アンダーライブ」を終了させた。

本来ならここでライブは終了する予定だったが、会場内の明かりがついても観客の「乃木坂46コール」は鳴り止まない。そんなファンの熱に応えるように、再度ステージに登場したメンバーはこの14人にとって大切な1曲『思い出が止まらなくなる』をプレゼント。より一層大きくなる声援やコールに対し力強い歌声と最高の笑顔を届けて、ダブルアンコールを終えた。そして、最後の最後に肉声で「ありがとうございました!」と感謝の言葉を届け、千秋楽公演を終えた。

2024年最初のライブを成功させた乃木坂46は、3月7日〜10日にさいたまスーパーアリーナで『12th YEAR BIRTHDAY LIVE』を開催する。2年目を迎えた新体制の乃木坂46による快進撃は、まだまだ止まりそうにない。

【あわせて読む】乃木坂46 小川彩が『週刊少年チャンピオン』表紙に登場、笑顔全開の冬グラビアで魅せる

CREDIT

文/西廣智一


RECOMMENDED おすすめの記事