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UPDATE|2024/01/23

サッカー日本代表、痛恨の敗戦を影山優佳&槙野智章が分析「結果論かもだが、不安が的中した」

(C)AbemaTV,Inc.

スポーツ番組『ABEMAスポーツタイム』が、21日(日)22時より生放送された。

【写真】書道の腕前を披露した影山優佳、ほか番組カット【3点】

番組にはスペシャルサポーターを務める影山優佳、サッカーのメインコメンテーターとして元サッカー日本代表の槙野智章が出演した。

サッカーコーナーでは、19日(金)のアジアカップで日本代表がイラク代表に1対2で敗れたことを受け、緊急特集を実施。イラク戦では40年ぶりの敗戦となり、代表戦の連勝記録も「10」で止まった一戦について、影山は「今回のアジア杯では、アジア全体のレベルも上がっていると感じさせる大会になっている。日本代表への対策だけではなく、チームのクオリティも見つめ直さないといけないターンに入ったと思った」とコメントした一方で、「新しい日本代表のポイントがたくさん見えてきた試合だと思った」と新たな発見につながったことを評価した。槙野も「この試合をきっかけにチームが生まれ変わるだろう。だから、ポジティブな敗戦だったと思う」とエールを送った。

また、今回の敗戦理由について徹底分析。槙野は「日本代表のコンディション面が少し心配。調子が右肩上がりにならず、初戦からスロースターターで調子が上がってこないところが問題だと思う」と指摘。さらに、イラク戦のスタメンに切り込むと、影山は南野拓実選手、久保建英選手、伊東純也選手の前線の並びに着目。これを受けて、槙野は「結果論かもしれないが、不安が的中した」と明かし、その理由を「左サイドに据えた南野拓実選手の特徴が活かせるポジションではなかった。カタールW杯で南野選手を左に置いた時に、うまく回らなかったので、この失敗体験が本人にとっては不安だったのかもしれない。今回は森保一監督の配置が、選手と見ている人たちの間でチグハグしてしまった」と語った。

その上で、槙野は「南野選手の攻撃と守備のストロングな部分を出せるのは、トップ下だと思います」と提言した。さらに後半でのメンバー交代について、槙野は「前半の問題点を解消しようとしたが、流れを盛り返していくパワーが足りなかったように思う」と推測した。

また、次戦となるインドネシア戦に向けて、影山と槙野がスタメンを予想。槙野は「各ポジションで変更があると感じている」とした上で、ディフェンダー陣として中山雄太選手、冨安健洋選手、板倉滉選手、毎熊晟矢選手を指名。この狙いを「復帰した冨安選手、そして冨安選手と長らく一緒にやっている板倉選手。菅原選手はメンタルとフィジカル面から休ませた方が良いと思うし、1度外から見ることも大事。そこで右に毎熊選手が入り、左に本職の中山選手を置いてチームに刺激を与えさせたい」と持論を展開。

さらに槙野はボランチとして、遠藤航選手と佐野海舟選手を予想。「ベテランの遠藤選手と組むことで、佐野選手は積極的にプレーできるし、カバーもしてもらえる」と太鼓判を押すと、影山も「見てみたいコンビ」と興味津々。続けて、「佐野選手はゴリゴリ行けるタイプだと思うので、同じようにゴリゴリ行きたい前線の選手とのバランスを取る視野の広さを発揮してもらいたい」とイチ押しした。

▼影山&槙野によるアジア杯インドネシア戦スタメン予想
GK:前川黛也選手
DF:中山雄太選手、冨安健洋選手、板倉滉選手、毎熊晟矢選手
MF:佐野海舟選手、遠藤航選手、中村敬斗選手、堂安律選手、伊東純也選手
FW:上田綺世選手

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