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UPDATE|2024/01/20

“上京ガール”としてブレイク、川口葵「写真集で白いドレスを着るのが夢だった」

川口葵 撮影/武田敏将

2020年に『幸せ!ボンビーガール』の「上京ガール」としてブレイク、事務所に所属して本格的に芸能活動をスタート、1年足らずでグラビアデビューを果たしアパレルブランドを立ち上げるなど一躍人気者になった川口葵。多岐に渡る活動をしている彼女が、上京当時から夢に掲げていた初の写真集『あおいのすがお。』(講談社)を発売した。初めて行った宮古島で、気心の知れたスタッフとリラックスして撮影できたという写真集のエピソードや、オフの過ごし方などを語ってもらった。

【写真】念願の写真集を発売した、川口葵の撮りおろしカット【7点】

──川口さんは最初からグラビア自体には抵抗がなかったそうですね。

川口 初めてグラビアのお話をいただいたときは、プライベートでも水着を着る機会が少なかったのでピンとこなかったというのが正直なところかもしれません。良い意味で心の準備をしないまま挑戦してみたら、自分の素を出すことができて、すごく楽しくて。それからずっと好きなお仕事ですね。

最初のグラビアは『幸せ!ボンビーガール』にも密着していただいたんですが、探り探りで分からないことだらけでした。でもカメラマンさんが「ポーズとか決めなくていいし、自然でいいよ」と言ってくださったことで気持ちが楽になって、自然体のまま撮っていただくことができました。

──最初のグラビアから今まで、スタイルが変わらないですよね?

川口 あまり変わらないですね。でも写真集の撮影に向けては、腹筋に筋が入っているほうがかっこいいなと思って、お風呂上がりに筋トレしました。食事制限はなしで好きなものを食べていました(笑)。

──川口さんはずっと写真集を出すのが夢だったとか。

川口 芸能人の方は写真集を出しているイメージがあったので、やんわりと上京当時から「いつか自分も出せたらいいな」と思っていました。なので決まってうれしかったです。

特に「写真集を作る機会があれば着たい」と言っていたドレスを着られてよかったですね。衣装の希望を聞かれたとき、真っ先に「白いドレス!」と答えたくらい。なかなか普通のグラビアではドレスって着る機会がないし、「お嫁に行くときってこういう気持ちなのかな」と着ていて気が引き締まりましたし、ちょっとだけ上品になれた気がします(笑)。

──撮影は宮古島で行われていますが、過去に行ったことはありましたか?

川口 沖縄はあったんですけど、宮古島は初めてでした。とにかく海が綺麗すぎて! 撮影は9月と台風の時期だったんですけど、海の中も透明感があって、すごく印象に残っています。海に入ったこと自体、小学生のとき以来だったと思うんですけど、綺麗な海で水着が着られて幸せでした。天気にも恵まれたので、自然とテンションが上がりましたね。ただ、船上の撮影には苦労しました。船酔いがすごくて、本当にヤバかったです(笑)。

──表紙の写真はすっぴんなんですよね。

川口 朝にメイクさんと「写真集ってすっぴんで撮られる方がいますよね」という話をしていたら、「撮ってみる?」って流れになって。実際に撮影していくうちに「この写真、表紙っぽくない?」と盛り上がったんです。そしたら本当に表紙に使われて、こんなに真正面から自分のすっぴんを見ることがないので新鮮でした(笑)。

あとは今回の撮影に合わせて、いろんなヘアアレンジができたほうがバリエーションもあっていいのかなと、3・4カ月かけて髪を伸ばしたんです。伸びる薬を塗ったりもして(笑)。

──薬の効果はあったんですか(笑)?

川口 気持ち程度ですけどね(笑)。あとは頭皮を刺激するために、髪の毛を引っ張ってみたりとかもしてみました。結局毛先が痛んでいたので撮影後にバサッと切っちゃったんですけどね。

AUTHOR

猪口 貴裕

CREDIT

撮影/武田敏将


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