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UPDATE|2023/12/30

大晦日「ももいろ歌合戦」今年の見所は?FRUITS ZIPPERら100人以上参加アイドルメドレー、五木ひろしら大御所も

「第7回 ももいろ歌合戦 2023→2024」

大晦日のもうひとつの<歌合戦>として、すっかり定着した感のある「ももいろ歌合戦」。アイドルグループ・ももいろクローバーZ(ももクロ)がホストを務める豪華な年越し歌合戦イベントも今年で7回目。今年は横浜アリーナで行われ、その模様は8時間にわたって、ABEMAで生放送される。もちろん無料放送だ。今や、スマホやタブレットではなく、自宅の大画面のテレビでABEMAを視聴するというスタイルも当たり前になっているので、今年の本家「NHK紅白歌合戦」に物足りなさを感じている人にとっては、大晦日に観るテレビ番組の選択肢のひとつとして、当然のように「ももいろ歌合戦」も入って来ていることだろう。

【関連写真】『第7回 ももいろ歌合戦』初出場するのん【3点】

今回は、いよいよ開催間際に迫った「第7回 ももいろ歌合戦 2023→2024」の見所をいくつか紹介したいと思う。

まず、「ももいろ歌合戦」の最大の魅力は、毎年言われていることだが、基本フルコーラスで歌唱されることだ。本家では、後半に出演する大御所以外ほとんどのアーティストが、いわゆるテレビサイズで歌うことが多い中、「ももいろ歌合戦」では、曲の魅力を最大限に味わうことが出来る。たとえ、知らない初めて聴く曲だったとしても、歌詞のストーリーや世界観に浸ることが出来るだろう。

そして、ここからは、今年特に注目したいポイントを3つに絞って紹介していきたい。まずは、毎年恒例の佐々木彩夏プロデュースによるスペシャルアイドルメドレーである。「ももいろ歌合戦」には、毎年、私立恵比寿中学や超♡ときめき宣伝部ら、ももクロが所属するスターダストプラネットの後輩グループが多数出演するだけでなく、他事務所のアイドルグループも出演し、ももクロとの共演で話題となって来た。

今年は、去年に引き続き、=LOVEや鈴木愛理らも出演。さらに、今年のレコード大賞の新人賞を受賞したFRUITS ZIPPER、そして、アイドルと言って良いかは分からないが、元BiSHのセントチヒロ・チッチもソロプロジェクトCENTとして出演する。特に、ももクロとBiSHは、ロックフェス等で同日出演することが多かったものの、これまで、2組が絡んでいる様子はSNS等にもほとんど出てこなかっただけに、ももクロとチッチの共演にも注目が集まりそうだ。

佐々木がプロデュースする今年のアイドルメドレーのタイトルは「佐々木彩夏プロデュース100人超えノンストップ最強アイドルメドレー2023」。こちらには、全出演アーティストの中から100名を超えるアイドルの参加が発表されている。スタプラの後輩グループが中心ではあるが、鈴木愛理やFRUITS ZIPPERらも参加するほか、元乃木坂46の新内眞衣、ヤバイTシャツ屋さんのしばたありぼぼ、ファーストサマーウイカ、のんらも名を連ねている(ここに、チッチがいないのは少し残念…)。

さらには、アイドル界の大先輩として、毎年恒例の森口博子や松本明子に加えて、今年は増田恵子も初出演する。そして、メドレーで披露される選曲も発表されているのだが、本家の歌合戦で歌われることになっているYOASOBIの『アイドル』や新しい学校のリーダーズの『オトナブルー』、anoの『ちゅ、多様性。』といった最新の楽曲から、ピンク・レディーの『UFO』まで、新旧のアイドルソングを並べた超豪華メドレーとなっている。

本家で歌う曲をカバーするというチャレンジングな姿勢も面白い。おそらく、10分以上のノンストップメドレーになると思われるので、アイドルファンは是非、誰がどの楽曲を歌うのか?どんな組み合わせで歌われるのか?そんな「推し」と「推し」との共演も見逃さぬよう、しっかりとチェックして頂きたい。

AUTHOR

南 喜一


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