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UPDATE|2023/10/29

FRUITS ZIPPERが満員の東京体育館で全国ツアー完走、日本武道館公演も決定

PHOTO:ヨシモリユウナ、森好弘、小野百恵、上溝恭香

FRUITS ZIPPERの初アリーナ公演・東京体育館公演が10月28日(土)に開催され、2024年5月18日(土)に日本武道館にてグループ結成2周年を記念するワンマンライブを開催することを発表した。さらに、ライブでは新曲「キミコイ」を初披露。10月29日(日)0時より配信スタートとなる。

【写真】全力パフォーマンスで会場を盛り上げたFRUITS ZIPPER【26点】

今年の9月から大阪、愛知、福岡、広島、北海道、神奈川を巡ってきた初の全国ツアー「FRUITS ZIPPER JAPAN TOUR 2023 -AUTUMN-」。全会場チケットソールドアウトで、全国を大いに盛り上げた彼女たちのツアー集大成となる最後の会場が初のアリーナ公演となる「東京体育館」だ。

グループ最大規模となる東京体育館も前売りチケットはソールドアウト。およそ8,000人もの来場者が集まり、ライブ前にもかかわらず会場内外で大きな盛り上がりを見せていた。オープニング映像が流れ始めると、その熱気は一気に爆発。今回のライブでは無線点灯を取り入れたペンライトを導入しており、会場中が統一された美しい光が溢れ出すとメンバーが一斉に登場する。

このツアーを大いに盛り上げた楽曲『ぴゅあいんざわーるど』から、いよいよライブがスタート。『完璧主義で☆』『君の明るい未来を追いかけて』を続け様にパフォーマンスし、初めてのアリーナ公演でも堂々とした姿を見せた。ライブが一旦落ち着くと、ファンの声援がアリーナ中に響き渡る。メンバー1人ひとりが「アリーナ、盛り上がっているかー?」と煽り、大きな声でファンも呼応した。

『ふれふるサマー!』では巨大なフロートで会場を駆け巡り、ファンとメンバーが急接近する場面も。10月末にもかかわらず、会場は真夏のような盛り上がりを見せる。ファンの熱気が上がるなか、『RADIO GALAXY』でもレーザーなどド派手な演出を展開し、東京体育館はダンスホールと化す。

その勢いを止めず、『ハートのローラーコースター』、今回のツアー用にリミックスされた『We are Frontier』や『ずっと、ずっと、ずっと!』を立て続けに披露し、会場をエモーショナルな雰囲気に包み込む。前半戦ラストには9月に行われた神奈川公演で初披露した『CO-個性』をファンへ届け、FRUITS ZIPPERの持つ色とりどりな個性を発揮した。

中盤戦では「WORLD KAWAII CLASSIC」と題し、7人のメンバーが3組に分かれてユニット曲を初披露した。まずステージに登場したのはファンの間でも「あまれん姉妹」として認知されている月足天音、松本かれんによる仲良しユニットが歌う“ぴんきーれっど”。

まるで普段の2人のやりとりを再現したような歌詞とコミカルなメロディが会場全体を可愛さで包み込む。さらに、世界一可愛い“ジョジョ立ち”もライブ中に行うなど、大きな盛り上がりをみせた。

続くユニットは鎮西寿々歌、櫻井優衣、真中まなの3人。『天真爛漫』と名付けられた楽曲では、アイドルらしいキュートな姿を見せたと思いきや、キレキレのダンスを踊ったりと“アイドル力”を見事に体現し、水晶のように美しく輝く存在感を放った。

最後のユニットは“Bye-Bye”を披露した仲川瑠夏と早瀬ノエル。メロウなメロディをはじめ、ラップを披露したりとこれまでのFRUITS ZIPPERでは見られなかった新境地を見せる。アイドルという枠に囚われない彼女たちのパフォーマンスにファンたちも目が離せない様子だった。MCでは各楽曲の裏話を話すとともに、メンバー同士を讃えあった。

大盛り上がりだったユニットパートの勢いそのままにライブは続く。メンバーそれぞれによって形が異なるリボンが特徴的な新衣装を着用して登場する。『世界はキミからはじまる』『うぇるかむとぅ〜ざ♡ふるっぱー』と2曲連続で披露すると、人気曲『ハピチョコ』をパフォーマンス。今年TikTokで話題を集めた「なあぜなあぜ?」の元ネタである櫻井優衣の「なあになあに?」という歌詞の台詞に心撃ち抜かれるファンが続出した。


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