FOLLOW US

UPDATE|2023/10/30

実写版『シティーハンター』が期待される理由、俳優・鈴木亮平への絶大な信頼は一体どこから?

Netflix映画『シティーハンター』で主演を務める俳優・鈴木亮平(Netflix Japan公式アカウントより)



どうやら漫画・アニメファンと鈴木の間には、謎の信頼関係があるらしい。今年3月に『はたらく細胞』の実写映画化が発表された際も、まだキャストなどの情報が何も知らされていない段階で、なぜか「鈴木亮平が出るなら見たいかも」といった声が上がっていた。ちなみに原作ファンは、鈴木に「キラーT細胞」を演じてほしいそうだ。

また来年公開予定の実写映画『ゴールデンカムイ』に関しても、キャスト欄に鈴木の名前が“なかった”ことが話題になり、「鈴木亮平は?」と首をかしげる原作ファンが続出。このように漫画やアニメの実写化は鈴木を起用すればなんとかなると思われている節があるようだが、なぜここまで絶大な信頼を寄せられているのだろうか。

その信頼感は、やはり“変態仮面”を演じてきた影響が大きいだろう。鈴木は2013年に第1作目が公開された『HK 変態仮面』シリーズで、パンティーを被ったほぼ全裸のヒーロー・変態仮面を熱演。15kg増の肉体改良を行ったうえ、さまざまな変態アクションを追究し、完璧な変態仮面を演じたことで、ファンから“どんな役でも完璧に仕上げてくる俳優”と認知されるようになった。

実際にその後も実写ドラマ『彼岸島』(TBS系)の宮本篤や、WOWOW×日テレ×Hulu共同製作ドラマ『銭形警部』の銭形幸一、映画『俺物語!!』の剛田猛男など数々の実写化作品に出演してきた鈴木だが、いずれのキャラクターも原作ファンに大好評。ただファンを納得させるクオリティにするためには、並々ならぬ努力が必要なようで、剛田猛男を演じた際には、役作りのためにおよそ1カ月で体重を約30kgも増やしたことを明かしていた。

ちなみに冴羽リョウ役に関しては、2015年10月期のドラマ『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)にて俳優の上川隆也が同役を務めたことも。上川版の冴羽リョウも好評だったためハードルはますます高くなるばかりだが、きっと鈴木なら期待以上の『シティーハンター』を見せてくれるだろう。

【あわせて読む】映画『ドラえもん』で“歌姫”役に抜擢された女優・芳根京子、歌唱力のポテンシャルとは

RECOMMENDED おすすめの記事