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UPDATE|2023/09/08

『もののけ姫』超えも視野『ONE PIECE FILM RED』国内興行収入がランキングを塗り替える可能性

『ONE PIECE FILM RED』アンコール上映(C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

累計発行部数5億冊を突破するなど、世界中で愛されている漫画『ワンピース』。そんな『ワンピース』は2年から3年に一度映画化し、本作の伏線の回収や新キャラの登場などでたびたび話題を読んでいる。

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特に2022年に上映された『ONE PIECE FILM RED』は、謎の多いキャラクターのシャンクスとZ世代に人気のadoが歌う挿入歌が好評を博し、社会現象にもなった。

その『ONE PIECE FILM RED』が、10月20日から再上映されることが決定。同月1日にはウタ役の名塚佳織、ゴードン役の津田健次郎が登壇するイベント『ウタ誕生祭2023』も開催されることが発表されており、上映開始から1年以上経過しても盛り上がり続けている。

『ONE PIECE FILM RED』が公開されたのは2022年の8月6日、終映したのは2023年の1月29日。『ハウルの動く城』や『天気の子』を超えて、日本映画の中では歴代8位の売上となる197億1000万円の興行収入を記録した。

また、この再上映の効果によっては、アニメ映画の興行収入ランキングを塗り替える可能性がある。というのも、2020年に『千と千尋の神隠し』が再上映された際には、8億8000万円の興行収入が加算され、308億円の記録を上方修正し316億8000万円。初上映から20年経過しても8億円もの興行収入を得たのだ。

『ONE PIECE FILM RED』の上位に位置しているのは201億8000万円の『もののけ姫』。今回の再上映で4億7000万円以上の興行収入を得られれば、不朽の名作の記録を追い抜くことができる。

X(旧Twitter)に投稿されたONEPIECE公式の『ウタ感謝祭2023』の発表ツイートは120万のインプレッションを獲得。それ以外にも、『ONE PIECE FILM RED』に関するツイートは平均して30万以上も表示されている。注目度やトレンド性が高いことをみると、4億7000万円は決して届かない数字ではないだろう。

いちワンピースファンとして、1ヶ月限定の再上映でどれほど興行収入を伸ばすことができるのかにも注目していきたい。

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AUTHOR

鳥羽 竜世


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