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UPDATE|2023/09/06

真木よう子が浴衣姿で銭湯へ「着るタイミングがなかったので嬉しい」

撮影/山田健史

女優の真木よう子が9月6日、東京・上野の銭湯、寿湯にて開催された「アンダーカレント湯オープン記念イベント」に出席。漫画作品を実写化することへの思いを語った。

【写真】浴衣姿で上野の銭湯、寿湯に登場した真木よう子【10点】

本イベントは、10月6日より全国公開する映画『アンダーカレント』と人気の銭湯・寿湯とのコラボレーション。浴場内の壁画には映画『アンダ―カレント』をイメージしたペンキ絵が描かれ、同作で銭湯の女主人・かなえを演じた真木が、浴衣姿で登壇した。

真木は「浴衣を着るタイミングがなかったので嬉しいです」と笑顔でステージに登場。撮影は夏に行われたそうで、「暑かったです。夏で、しかも真冬の設定だったのでやばかったです」と苦労を明かした。

湯に全身を浸からせるシーンの話題では、「スキューバダイビングとかの練習に使う結構深めのプールを借りてやったんですけど、結構自信があったので『まぁできるだろう』と思っていて、上手にできたんです、すごく」と回顧。

続けて「調子に乗って何回も何回もやっていたら、鼻に塩素が入っちゃって、3日間くらいなんの味もしないしなんの匂いもしない。『大変だ!』ってなって。『聞いてない!』と思って、その時はびっくりしました(笑)」と打ち明けた。

原作の同名漫画については「大好きな漫画だったので『ぜひやりたい』と思った」とコメント。本作への出演にあたって原作を読み返したそうで、「自分がかなえちゃんを演じるということが加わったので、よりかなえちゃんの気持ちに寄り添っていかなければならなかったし、かなえちゃんの過去のこととかを深掘りしていかなければならなかったので、苦しい作業にはなりました」と振り返った。

さらに「好きな漫画が実写化されるって実はすごい嫌なんです。誰がやってもなんですけど、おそらく」と本音を吐露。「本当に漫画が好きな人はわかってくださる方もいらっしゃると思うんですけど、実写にはしてほしくない、みたいな。この世界観が好きだから、見るんだとしたら別物として見るという私の漫画愛があった」と漫画作品を実写化することへの思いを口にした。

その上で、本作に関しては「実写化するのであれば自分が頑張ってやりたいし、『かなえちゃんは真木よう子じゃなかったよね』と言われないようにも、いつも現場に毎日台本と漫画を2冊持っていった」と告白。

そして「漫画とあまり変わっていないシーンとかはかなえちゃんがその時にどういう目線の配り方をしているかとか、どういう表情をしているかとか、どういうしゃべり方をしているかとか、いろんなかなえちゃんの研究をしていました」と語った。

イベントには真木のほか、銭湯ペンキ絵師の田中みずき氏も登壇した。

映画『アンダーカレント』は10月6日(金)より全国ロードショー。

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