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UPDATE|2023/08/15

マンガ界にも移籍があるの? 出版社の枠を越えて描かれた人気マンガの続編4

(左から)『聖闘士星矢 セインティア翔』(16) (チャンピオンREDコミックス)、『真!!男塾』(1) (ニチブンコミックス) 、『銀牙伝説WEEDオリオン 1巻』(ニチブンコミックス)


 そして最後に紹介するのは、集英社の週刊少年ジャンプで1985年より連載されていた『聖闘士星矢』だ。翌年にはANB系にてアニメ放送も始まり、その人気はフランスをはじめとする欧州各国など80カ国以上にまで及ぶという。同作は1990年に集英社の『ブイジャンプ』にて最終エピソードである『聖闘士星矢 完結編』が掲載され、ストーリーが完結した。

 しかし10年以上の時を経て、2003年に秋田書店のチャンピオンREDにて『聖闘士星矢 EPISODE.G』として再び連載がスタート。その後は、2006年より秋田書店の週刊少年チャンピオンにて『聖闘士星矢 NEXT DIMENSOIN 冥王神話』、2013年からはチャンピオンREDにて『聖闘士星矢 セインティア翔』の連載も開始。さらに『聖闘士星矢 セインティア翔』は、アニメ化もされている。

 本記事では、続編が出版社の枠を越えて描かれた作品を4本紹介した。移籍をしたことでヒット作が生まれたということもあるので、移籍をすること自体が悪いとは一概にいえないようだ。今後はどんな作品が移籍するのだろうか。どちらにせよ、出版社が変わっても魅力的な作品として読者を楽しませてもらいたいと願っている。

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