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UPDATE|2023/08/05

HKT48運上弘菜、STU48石田千穂ら参加、アイドルが演じる”架空”のアイドルプロジェクトが始動

中村舞、石田千穂(STU48)、運上弘菜(HKT48)、山口綺羅(Girls²)撮影/荻原大志

”リアル”に存在するアイドルが実名”で演じる”架空”のアイドルグループプロジェクト「IDOLS」の第三章が始動する。今回、参加するメンバー、運上弘菜(HKT48)、石田千穂と中村舞(STU48)、山口綺羅(Girls²)が集合。聞けば、4人はこの日が初対面だというが、一体何が始まろうとしているのだろうか……。その全貌に迫る。

【写真】運上弘菜(HKT48)、石田千穂と中村舞(STU48)、山口綺羅(Girls²)撮り下ろしカット

一昨年11月から始まった「IDOLS」プロジェクト。第一章では山口綺羅(Girls²)、運上弘菜(HKT48)、坂東希(元E‐girls)がショートフィルムに出演した。翌年には山口、運上に加えて佐々木舞香(=LOVE)が出演したスクリーンテスト、ショートフィルムが公開された。グループとジャンルを超越した組み合わせにネット上はざわついた。

ただの共演なら、対バンのライブでよくある話。しかし、このプロジェクトの特徴は、本人役として出演するということ。山口はGirls²の山口として、運上はHKT48の運上として実名で役を演じる。つまり、リアルとファンタジーが混ざり合った形のプロジェクトなのだ。運上が「センターは絶対に譲らない」とセリフを吐けば、それはHKT48の運上が他のグループの子には負けたくないと言ったことになり、リアリティが混ざることによって、ドキッとさせられる。

そしてこの夏、プロジェクトの第三章が始まる。山口、運上は引き続き出演するのだが、新たにSTU48から石田千穂と中村舞が参加することになった。さあ、4人はどんな夏を過ごすのだろうか?

──まずはこのプロジェクトの説明からお願いします。

山口 第一弾と第二弾は映像でお芝居をさせていただきました。そして、今回の第三弾では舞台に挑戦することになりました。「IDOLS〜夢のシークレットエース」というタイトルで、パフォーマンスとお芝居の二本立ての舞台になります。キーワードは80年代で、現役のアイドルと80年代のアイドル、二役をさせていただきます。

運上 しかも、この舞台のために書き下ろしの楽曲をいただくことになりました。

石田 オリジナル楽曲というのもうれしいですけど、秋元康先生以外の楽曲を歌うのは初めてのことで。衣装もSTU48とは違う雰囲気なので、新しい自分を見ていただけると思います。

中村 曲の振り付けはまだ決まっていないけど、どんなものになるか楽しみです!

──第一弾、第二弾に参加して、いかがでしたか?

山口 そもそも他のグループの方とお仕事をしたことがなくて。アイドルとアーティストが集まると、どういう感じになるんだろうと思っていたんですけど、意外とすぐに仲良くなれました。皆さん、すごく優しかったですし、たくさん刺激をもらえて視野を広げられました。

運上 今までお芝居の経験はほとんどないですが、せっかくいただいた機会なので挑戦してみました。でも、やっぱり演技はダメダメで、見返せないくらいです(笑)。千穂ちゃんは舞台の経験があるし、綺羅ちゃんもドラマに出演しているので、私は今回も勉強させていただくつもりです。

──STU48の2人は、初参加することになってどう思いました?

石田 他のアイドルさんと一緒にお仕事をする機会がここ数年はなかったので、ドキドキワクワクでした。STU48はフェスに出させていただくことが多いグループなんですけど、一緒にパフォーマンスすることはないので。間近に感じることで成長できると思いますし、STU48では学べないものがこのプロジェクトにはあると思います。それをグループに持ち帰って、パワーアップできたらいいですね。

中村 本人役を演じると聞いて、自分にできるのかなという不安が大きかったですし、不思議な気持ちでした。私、STU48のMV撮影で一度演技をしたことがあるんですけど、楽しいと思ったんです。でも、それ以降、ぱたっと機会がなくて。ガッツリ演技と向き合えるのは自分にとって挑戦だなと思っています。

山口 第一弾と第二弾の映像は見てくれました?

中村 はい。皆さん、本当にお上手で。本人役なのに、アイドルという殻を破っている印象がありました。ぐいぐい引き込まれましたね。でも、普段とは違う自分をお見せできるんじゃないかと思って、楽しみです。

AUTHOR

犬飼 華


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